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日米同日の大イベントを控えて睨み合いの一週間をダイジェスト。

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来たる9月21日、日本時間の昼間と深夜(22日早朝)に予定されている日米の中銀ビッグイベント。

日銀政策金利決定会合(「総括的な検証」付き)と、FOMCダブルヘッダー

関心事はもちろん『追加緩和』『9月利上げ』。それを睨んで膠着気味の一週間をダイジェストで振り返ろう。

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ブレイナード理事の講演

ジャクソンホール以来の9月利上げ期待を引きずる、9月12日深夜(13日未明)、ブレイナードFRB理事の講演。

FRB理事の中でも最もハト派として知られ、一部では「ここでタカ派発言出たらいよいよ9月利上げ確定的」との期待も囁かれる中・・

ドル101後半で上値重い、リスク回避の動き続く -ロイター 2016年9月13日

「FOMCを控えて、103円は行き過ぎ、101円は売られ過ぎというレンジ感が強まっている」とFXプライムbyGMOの常務取締役、上田眞理人氏は言う。

ブレイナード理事は講演で、利上げを支持する前に個人消費の拡大を示す指標とインフレ加速の兆しを確かめたいとの考えを示した。

ブレイナード氏は、先進国が総じて低金利政策を実施する状況下では、米国はドルの値上がりによる影響をより受けやすい可能性があり、ドル高はインフレ下押し要因となると話した。

労働市場は一部エコノミストが指摘するより完全雇用から遠い状態にある可能性もあり、「予防的に金融を引き締めることの論拠はそれほど強くない」ことを示している可能性があると同理事は述べた。

9月利上げの是非をめぐりFRB内の意見は割れているが、当局者の多くが米労働市場は完全雇用に近づいているとみており、イエレンFRB議長もこれまで「利上げへの論拠が強まってきた」との見解を示している。

ブレイナード氏は過去1年、米国は欧州やアジアの景気低迷に対し脆弱(ぜいじゃく)とし、低金利政策を強く擁護してきた。

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1BP05Z

・・・と、流石のハト派発言

もっとも、市場の動きとしては12日昼間から既に円高ムードであり、ここでのタカ発言云々なんてのは本当に一部の期待的観測だったのだろう。

ところでこのブレイナード氏、次期財務長官なんて噂もあるようだね。

 

日銀追加緩和はマイナス金利深掘り?

9月12日?13日?頃から、日銀は総括的検証を通してマイナス金利を-0.1%から-0.2%に拡大するのでは?(併せて、超長期国債買入減額)との見方が広まっている。

超長期債利回りに上昇圧力、中期ゾーンは低下 -ロイター 2016年9月12日

超長期ゾーンの金利に上昇圧力。一方で中期ゾーンの利回りは低下基調にある。市場では「来週の日銀金融政策決定会合でイールドカーブのフラット化の修正策を検討するとの観測から日銀がマイナス金利の深掘りと超長期国債の買い入れ減額に動くとの思惑が浮上していることで短いゾーンの金利と長いゾーンの金利差が拡大傾向にある」(国内金融機関)との見方が出ている。2年債利回りは8月1日以来のマイナス0.245%に低下、30年債利回りは3月24日以来の高水準となる0.550%に上昇して推移している。

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1BO0TW

 

8月小売売上高は予想を下回る

『9月利上げは指標次第』と言われた直後、9月15日に発表された8月の米小売売上高。

前月比-0.1%の予想に対し-0.3%とイマイチな感じ。

ブレイナード理事の発言と合わせ、どうやら利上げは12月との声が強まる。

米小売売上高、8月は予想超える落ち込み 内需減速を示唆 -ロイター 2016年9月16日

米商務省が発表した8月の小売売上高は前月比0.3%減と、市場予想の0.1%減を超える落ち込みとなった。自動車など多岐にわたる分野が低調で、内需減速の兆候を示唆し、米連邦準備理事会(FRB)が来週利上げを見送るとの見方がさらに高まる可能性がある。

前年比では1.9%増だった。

ナロフ・エコノミック・アドバイザーズ(ペンシルベニア州)の首席エコノミスト、ジョエル・ナロフ氏は「家計の買い控えで製造業者の生産が滞った」とした上で「FRBが指標内容に従うのであれば、利上げは12月の公算が大きい」と述べた。

7月分は横ばいから0.1%増に上方修正された。

8月指標は、製造業活動が減速したほか、雇用の伸びも鈍った。小売売上高も予想以上の落ち込みとなったことで、第3・四半期に景気が大きく持ち直すとの期待が後退する可能性がある。

TD証券のエコノミスト、ブリタニー・ボーマン氏は「家計消費の勢い継続は米連邦準備理事会(FRB)が求める経済成長像の重要な要素であり、第3・四半期における減速はFRBが唱える忍耐強さに整合する」とし、「9月利上げは時期尚早」と話す。

http://jp.reuters.com/article/aug-us-retail-sale-idJPKCN11L1PH

 

一方、消費者物価指数は良好

その翌日発表された消費者物価指数(CPI)は前月比+0.1%、前年比+1.0%の予想に対し、前月比+0.2%、前年比+1.1%と予想を上回る数字。

結局、FRBが倒したい方向に都合の良い数字を拾われるんだろうか。。

二つ記事並べると、どっちやねーん。という感じ。

米8月CPI、予想上回る上昇 医療・家賃が押し上げ -ロイター 2016年9月16日

米労働省が発表した8月の消費者物価指数(CPI)統計は、予想を上回る上昇率となった。家賃や医療費の上昇がガソリン価格の下落を相殺した。インフレ圧力が着実に高まっている兆候を示唆しており、米連邦準備理事会(FRB)の年内利上げを後押しする可能性がある。

CPIは前月比0.2%、前年同月比1.1%それぞれ上昇した。市場予想は前月比0.1%、前年比1.0%の上昇だった。

http://jp.reuters.com/article/us-cpi-aug-idJPKCN11M1EA

 

各通貨の値動き(60分足)

ドル円

usdjpy-20160916

ブレイナード理事の発言で下げて、日銀のマイナス金利拡大(というか、「何もしない訳じゃなさそうだ観測」と言うべきか)で一時は103円まで戻す。

その後、反発と小売売上高等で102円前後まで下落。

ドルトルコリラ

usdtry-20160916

首長を解任したり、英トルコ大使館が閉鎖されたり、キナ臭い雰囲気は絶えないが、大きな材料は無くドルに釣られてふらふらする相場。

とはいえ、何かトリガーがあれば3.0を抜けてしまいそうな、そんな危うい雰囲気もある。

トルコリラ円

tryjpy-20160916

ドルトルコリラが停滞している為、ほぼドル円に沿った値動き。

ドル南アランド

usdzar-20160916

ゴーダンショックで不安定なところから1月弱。じわりと回復してきたか・・?といったところ。

14.0を割り込めるかどうかが直近の目標になるだろう。

南アランド円

zarjpy-20160916

ドル円に揺られつつも、南アランドがやや強い為上昇ムード。

いい感じのラインが出ていて、また7.15くらいで反発して上がっていきそうな・・・

 

何れにせよ焦点は9月21日。

現状、市場のコンセンサスは『マイナス金利深掘り』『9月利上げなし』だろうか。

今まで期待過剰だったのに対し、今回はそれ程期待されていないように思える。

予想通りか、プラスのサプライズがあるだけ・・・と言いたいところだが、予想通りでも一部の失望から多少の下落はあるだろう。


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