先日、ヒロセ通商におけるUSD/TRY(及びEUR/TRY)の取引条件について調べたところだが、もう一つUSD/TRY、EUR/TRYの取り扱いがある証券会社、アヴァトレード・ジャパンの取引条件を調べてみた。
前提条件
計算にあたり、レートよって変動する値がある為以下のレートを前提とする。(2016年7月8日終値四捨五入)
USD/TRY 2.90
EUR/JPY 111.00
EUR/TRY 3.20
(TRY/JPY 34.48)
まずは基本スペック
USD/TRY
最小Lot:1,000通貨
スプレッド:20.0
スワップ:91.67円(1万ドルあたり)
必要証拠金:39,997円(1万ドルあたり)
EUR/TRY
最小Lot:1,000通貨
スプレッド:20.0
スワップ:123.33円(1万ドルあたり)
必要証拠金:44,134円(1万ユーロあたり)
(この時点でヒロセ通商を大きく上回るスペックであることが分かる)
取引数量及びスワップポイント試算
トルコリラ円での15万通貨相当(証拠金100万円)を基準に取引した場合のスワップポイントをまずは検討する。以下、特に明記しない限り黒字はUSD/TRY、青字はEUR/TRYを示すものとする。
取引数量はドル(ユーロ)が軸なので、150,000÷2.9≒52,000通貨(150,000÷3.2≒47,000通貨)が取引数量となる。
この時、1日あたりのスワップポイントは477円(580円)。月間14,310円(17,400円)、年間174,105円(211,700円)。
必要証拠金及びロスカット
ヒロセ通商では必要証拠金の大きさからこの数量での取引は困難だったが、AVA TRADEではどうだろうか。
資金100万円に対し、必要証拠金は207,984円(207,430円)。
792,016円(792,570円)の含み損でロスカットとなる。792,016÷52,000×1000=1,523pips(792,570÷47,000×1,000=1,686pips)の値動きでロスカットとなる。
USD/TRY・EUR/TRYの1.0は10,000pipsなので、2.9000から3.0523まで(3.2000から3.3686まで)トルコリラ安となると、ロスカットである。
この時USD/JPY(EUR/JPY)が変動していないとすれば、トルコリラ円は32.762円(32.951円)である。
充分な余裕があるとは言い難いが、実用範囲内だろう。
10万通貨相当で再計算
取引数量は35,000通貨(31,000通貨)。
スワップは1日321円(382円)、月間9,630円(11,460円)、年間117,165円(139,430円)。
必要証拠金は139,990円(136,815円)。ロスカットが発生するのは3.1457(3.4845)。
この辺りであれば長期運用も視野に入れられるだろう。
参考:ヒロセ通商との比較
USD/JPY=100、EUR=TRY=110のとき。
ヒロセ通商のスワップは2016年7月8日付与分。
必要証拠金は10,000通貨、スワップは10,000通貨1日あたり。
前回調査からヒロセのEUR/TRYのスワポが急増している。(とはいえ、スワポ以外も含めAVATRADEの方が勝っているが。)
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