トルコリラ・南アフリカランドのスワップポイント運用で非常に優秀なスペックを持つ、セントラル短資FX。
そのスペックの一つ、スプレッドについては原則固定とはされていない。
トルコリラ円:2.5銭~6.0銭
南アフリカランド円:1.2銭~2.5銭
※早朝などの流動性の低下する時間や指標発表時などは拡大する場合あり。
というのが、公称のスプレッド。
では、実際問題どうなのか?範囲内でブレるのか、早朝の拡大はどうなのか。実際に調査してみた!
※追記:2018年4月2日より、トルコリラ円2.5銭・南アフリカランド円1.2銭に縮小されることが発表された。
スプレッド調査方法
調査方法は極めて原始的。
スマホアプリのレート一覧画面のスクリーンショットを撮影し、曜日・時間帯別に並べて平均を取るというもの。
とはいえ日本時間朝以外は安定したスプレッドだった為、NYクローズ前後~午前を中心に確認している。
サンプルはこんな感じ。
撮ったデータは約200枚ほどあり全てを載せることはできないので、集約した結果だけ書いていきたい。
結論:NYクローズ~9:00以外は安定。
まず概略から申し上げると、スプレッドが開くのはNYクローズ~9:00くらいの間に限定され、それ以外の時間ではほぼトルコリラ円2.5銭、南アフリカランド円1.2銭の下限で安定していた。
この日本時間の朝以外で開くのは大きな指標や急変時のみと考えて問題ないだろう。
開く時間帯については、以下のような結果だった。
なお、調査は2018年1月から2月にかけて行われているので、夏時間の場合にはそれぞれ1時間程度繰り上がると推測される。
月曜7時台
トルコリラ円:オープン直後からしばらく12.0銭。週によって7:30~7:45頃に6.0銭に収縮。
南アフリカランド円:オープン直後は5.0銭。トルコリラと同じ頃に1.9銭まで収縮。
月曜8時台
トルコリラ円:6.0銭でスタートし、8:30頃には4.0銭まで収縮。
南アフリカランド円:概ね1.9銭のまま推移する。
月曜9時台
トルコリラ円:4.0銭でスタートし、週によっては9:10頃、遅くても9:30頃には2.5銭に安定。
南アフリカランド円:1.9銭でスタートし、トルコリラと同じ頃には1.2銭に安定。
火~金7時台
トルコリラ円:6.0銭から4.0銭へ推移することが多いが、オープン直後は12銭開くことも。
南アランド円:5.0銭でオープンするが、比較的早い時間に1.9銭に。8時前に1.2銭になることも。
火~金8時台
トルコリラ円:概ね4.0銭で推移する。
南アフリカランド円:1.9銭でスタートすることもあるが、かなり早い頃に1.2銭に落ち着く。
まとめるとこんな感じ。
上段:トルコリラ円、下段:南アフリカランド円、単位:銭。
・トルコリラ・南アフリカランド共に、7時頃最大になっても公称上限の倍(12.0銭 / 5.0銭)で止まるケースが多い。
・幅の中で変動するというよりは、ある程度決まった値のスプレッドを示す傾向。
トルコリラ円:2.5銭 / 4.0銭 / 6.0銭 /12.0銭
南アフリカランド円:1.2銭 / 1.9銭 / 2.5銭 / 5.0銭
・南アフリカランド円の2.5銭は滅多に見ない。5.0銭からすぐに1.9銭に収束する印象。
・南アフリカランド円の方が比較的早く収束する。
・あくまでも僕が測定したものに基くので、保証はできない。参考程度に。
まとめ
スワップ運用においてわざわざ7時~9時にトレードする必然性もないので基本的にはトルコリラ円2.5銭・南アフリカランド円1.2銭という感覚で問題ないだろう。
早朝ロスカットには気を付けるべきかもしれないが、数十銭ならまだしもこの水準でピンチになるならそもそもリスク取り過ぎかも。
そもそも原則固定の業者も月曜早朝は拡大するよ!
ということで、セントラル短資FXのスプレッドは非常に狭い水準と言って良いだろう。
スワップポイントも長期に渡って高水準だし、必要証拠金も引き下げられたし、かなり安定感のあるFX会社と言える。