1月5日22:30に発表された、12月の米雇用統計。
先日のADP雇用統計は雇用者数が大きく伸び、期待が集まる中、果たしてどうなるか。
雇用統計とは?
米労働省が発表する、米国の雇用情勢に関する指標。
10以上の項目について調査が行われているが、中でも
非農業部門雇用者数変化
失業率
平均賃金
の三項目の注目が高い。
米企業の景気をダイレクトに表し、FRBの金融政策、特に利上げに大きな影響を与えることから注目される。
加えて、実態的な意味合い以上に雇用統計は雇用統計だから注目されるみたいな節がある。要するにお祭り。
発表は毎月第一金曜日。当日が1日の場合、8日に繰り越される場合も。
(正確には、『前月12日を含む週の3週後の金曜日』に発表される。2018年は全て第一金曜日。)
結果発表!
1月5日 22:30 米12月非農業部門雇用者数変化
予想+19.0万人に対し、今回+14.8万人。(前回+22.8万人)
1月5日 22:30 米12月失業率
予想4.1%に対し、今回4.1%。(前回4.1%)
1月5日 22:30 米12月平均賃金
予想+0.3%に対し、今回+0.3%。(前回+0.2%)
ADPが良かった割に雇用者数が伸びないな、という印象。
なのだが、前回の非農業部門雇用者数変化が20.4万人 → 22.8万人に+2.4万人情報修正、前回の平均賃金が+0.3% → +0.2%に-0.1ポイント下方修正されている。
つまり雇用者数はそれほど悪くないけど、平均賃金がちょっと残念、といったところ。
これを受けて市場の反応
ドル円(USD/JPY)15分足
方向は下、なのだが、30pips程度の動き。その後ほぼ全戻し、緩やかに下降。
以前は少なくとも50pips、1円2円動くこともザラだった雇用統計だが、ここのところ反応が非常に弱い。
これは為替だけでなく米株も同じようで、嘘か誠かリーマン前と似たような状況とかなんとか。日経と為替が全く連動してないのもちょっと気になるところではあるが。
ドルトルコリラ(USD/TRY)15分足
こちらは円よりも素直に下落(ドル安トルコリラ高)。
そろそろ3.7割れが視野に入ってきたところ。3.5もそう遠くないかも・・・!?
結果、トルコリラ円(TRY/JPY)15分足
昨日深夜の30円超えを維持し、順調に30.2円辺りまで上昇。
あまり上昇しすぎても買い増しし辛くなるので、この辺りでぼちぼち推移してほしいものだ。
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