店頭FXのレバレッジ10倍規制の話が本格化している。
2月13日に第一回の有識者検討会が実施され、早ければ2018年春にも実施とか言われているが・・・各FX会社のシステム・表記対応や顧客への案内、現存ポジションの整理等々考えると時間が足りないように思える。
個人的には好ましくないと思っているのだが、大きな方向として動く時はどう抗っても仕方ない。
さて、今回検討されているのは『店頭FX』のレバレッジ規制。
つまり取引所FX(くりっく365)は規制の対象外というのが本線だ。
本当の目的を邪推するのは置いておいて、今回の規制が実施されれば一部ユーザーが店頭FX業者からくりっく365に流入するのは想像に難くない。
このブログの読者様からも、お問合せで「くりっく365どうですか」といった質問を頂くのだが、結論から言えばドル円などメジャー通貨は店頭FX業者に比べスプレッドが広くイマイチ感があるが、スワップ運用においてはスペック面の問題もなく、今後第一選択肢になるのでは。というのが僕個人の考え。
とはいえ、何かとっつき難い印象もあるだろう。
僕自身も今後メインで運用することになるかもしれないと思い、この気に口座開設やツールの勝手を簡単にまとめてみたので、紹介していきたい。
なお、今回口座開設したのは、くりっく365でも人気の高い外為オンライン。
関連記事
-
-
くりっく365口座開設ガイド。スマホでくりっく365ならここだ!【岡三オンライン証券】
店頭FXのレバレッジ規制の話が本格化しており、早ければ2018年春にも・・・という噂が出ている。 以前にも触れたが、現在規制が検討されているのは『店頭FX』のレバレッジ規制であって、つまり取引所FX( ...
まずは口座開設!
外為オンラインくりっく365の口座開設ページに移行すると、上記のようなページが開く。
下部の青い口座開設ボタンから進んで行こう。
以下の手順は通常のFX会社と何ら変わらない。
・注意喚起、事前交付書面などの確認
・住所氏名等、基本情報の入力
・収入、取引動機、資産運用経験などの確認
・本人確認書類のアップロード
なお、PC・スマホ共に若干レイアウトは違うものの流れはほぼ同じである。
交付書面等の確認・同意
FX口座開設においてはお約束。全てチェック必須。
pdfは開かなくても同意チェック可能だけど、良い子はちゃんと目を通そう。
基本情報の入力
氏名・性別・生年月日・住所・米国納税義務・外国PEPsと、一般的な項目のみ。
※米国納税義務:米国籍あるいは米国居住でなければ該当なし
※外国PEPs:外国要人・その家族あるいはそれらが実質支配者である法人以外でなければ該当なし
勤務先・取引関連情報など
勤務先で会社員・会社役員・公務員・自営業・パートアルバイトなどを選択すると、会社名などを入力するフォームが表示されるが、入力は任意。
ちなみに僕は空欄のまま申込んだが何の確認もなく口座開設ができた。
金融資産なども極端に変な入力でなければ問題はないだろう。
必須項目すべてに入力ができたら、下部の赤いボタン『お申込み内容の確認』ボタンを押下。
次ページで誤りがないか確認後、次に進むと本人確認資料の提出に進む。
本人確認資料の提出
提出が必要なのは、マイナンバー確認資料と本人確認資料の二つ。
マイナンバーカードがある:マイナンバーカードだけでOK
通知カードがある:通知カード+本人確認資料(※1)
通知カードがない:マイナンバー入り住民票+本人確認資料(※2)
※1 顔写真入りならば1点のみ、顔写真なしならば2点。
※2 住民票・住民記載事項証明書を除くいずれか1点。
顔写真入り:運転免許証、運転経歴証明書、パスポート、在留カード、特別永住者証明書
顔写真なし:健康保険証、年金手帳、印鑑登録証明書、住民票の写しまたは住民票記載事項証明書
提出方法はアップロード・メール・郵送・FAX。
スマホカメラ撮影でもOKなので、アップロードが一番手軽か。
なお、口座開設申込時に手元にない場合、改めて本人確認書類の提出だけ行うことも可能なのでご安心を。
あとは審査・書類到着を待つだけ
以上完了すると、3~5営業日ほどでIDが記載された書類が転送不要の簡易書留で送られてくる。
あくまで僕の場合だが、日曜に申込をして水曜日に到着したので、3営業日だった。
なお、パスワードは初回ログイン時に取得する方式となっている。
なお、申込完了時・本人確認資料アップロード時のメールは、僕のGmailでは迷惑メールに振り分けられていた。
初回ログイン~取引まで
上記ログインフォームに>郵送されたIDを入力し、パスワード問い合わせを押下することで登録メールアドレスにパスワードが送られる。
僕はGmailを使用しているが、このメールも迷惑メールに振り分けられたので届かないな~という人はご確認を。
なお、初期パスワードの変更は必須ではない模様。セキュリティ上は変えた方が好ましいが。
※スマホでもブラウザ取引なので、Flash対応等によっては取引できない場合も。
ログイン後の画面
画面はこんな感じで、いわゆるブラウザ版ツールといった印象。
上部のタブから入出金が行える。もちろんクイック入金対応。
キャンパス1タブがレート一覧、口座・ポジション状況など全体の概要。2がマーケット詳細、3が口座詳細となっているようだ。
とりあえず取引するなら!
キャンパス2の詳細からでも問題ないが、とりあえず取引だけならば初期画面左上のレート一覧から、当該通貨ペアをダブルクリックすると小窓が開く。
ここで指値など注文種別を入力することで発注可能。
トルコリラは1万通貨単位、南アフリカランド・メキシコペソは10万通貨単位なので気を付けよう。
iサイクル注文が使える!
外為オンラインの最大の特徴はくりっく365でiサイクル注文が使える点。
スワップ運用とは少々話がずれるが、他社のくりっく365とは一線を画すポイントである。
総評
スワップ運用ならば大きな支障はないが、はっきり申し上げると店頭FXの方がツール面では整備されている印象。
特にスマホも機種によってはブラウザ起動ができない可能性があるので、ここは無視できないポイント。
とはいえ、スワップポイントの高さ、スプレッド、そしてレバレッジ規制を視野に入れるとくりっく365は非常に魅力的。というか背に腹は代えられぬ。
今後ユーザーの変動などでこの辺りが整備されることを期待しつつ、選択肢としては充分アリかなといったところ。
スマホユーザーにとっては岡三オンライン証券が有力候補になるか。
-
-
くりっく365口座開設ガイド。スマホでくりっく365ならここだ!【岡三オンライン証券】
店頭FXのレバレッジ規制の話が本格化しており、早ければ2018年春にも・・・という噂が出ている。 以前にも触れたが、現在規制が検討されているのは『店頭FX』のレバレッジ規制であって、つまり取引所FX( ...
-
-
スマホでくりっく365!岡三オンライン証券くりっく365の取引画面・スマホアプリ紹介。
レバレッジ規制の議論が本格化していく中で、スワップ派にとってはくりっく365の位置付けが相対的に大きく上昇しようとしている。 くりっく365では大きなシェアを持つ外為オンラインは、スマホアプリが無いの ...
くりっく365なら外為オンライン
かつては税制面などの勝手も違いちょっと別モノという印象が広まってしまったくりっく365だが、今では扱いはほぼ同一。
メジャー通貨のスプレッドは少々目立つが、スワップ運用なら超ハイスペック!
レバレッジ規制に向け、今の内に口座開設しておいてはどうだろう。