トルコリラとかスワップポイントとはちょっと関係のない話。
7月24日、インヴァスト証券でマネーハッチという新たなサービスが始まった。
世界初の元手資金ゼロから始める資産運用というこのサービス・・・一体どんなものなのか。調べてみたらちょっと面白そうだったので初めてみることにした。今日休みだったし。
元手資金ゼロの真相
最近、1円投資とかお釣り投資とかは目にするようになったが、元手ゼロというのは聞いたことがない。一体何を以て元手ゼロなのか。
マネーハッチの積立原資の貯め方を見てみると、そこに答えがあった。
以下、マネーハッチの積立原資の種類。
1.キャンペーンでキャッシュバック!
真相その1。
2017年10月31日までの期間限定で、インヴァスト証券のFXサービス(シストレ24・トライオートFX・FX24・くりっく365)を利用すると取引数量に応じてキャッシュバックが発生し、それが積立原資となる。
トルコリラホルダーにとってはちょっと稼ぎにくいポイントだが、シストレやリピート運用を行っている人にとっては気付いたら溜まっているのかもしれない。
ゼンマイ仕掛けの理想郷で書いていた話だが、僕がシストレ24フルオートをやっていた時は8万通貨=1万通貨×4ポジ×2(往復)くらいの取引が発生する週もあった。調子が良ければ月に1,000円近く溜まることになる。(まあ、ノートレの週も多かったが。話半分で500円か。)
2.クレジットカードのポイントが原資に!
真相その2。
インヴァストカードという専用のクレジットカードがあり、利用によって生じるポイントがマネーハッチの積立原資となる。
ポイント還元率は1%。(100円毎に1ポイント、1ポイント1円で毎月自動振替。)
何を隠そう、僕は何でもカードで払う人間なのでこれが意外に馬鹿にならない。
しかもポイントはほぼ眠っているので、これを有効活用するできるのに魅力を感じたのが今回インヴァストカードを申し込んだきっかけ。
公共料金などを払うだけでも数百円。毎月10万円使うと1,000円分積み立てられる計算だ。
3.トライオートETFの口座から自動振替
これは元手ゼロではない積立方法。
毎週、もしくは毎月を選択してトライオートETFの口座から定額で振り替える、まさに自動積立。
現在は銀行引き落としができないので、引き落とし口座代わりにトライオートETF口座を使うか、トライオートETFで発生した利益を積み立て再投資するような形になるのだろう。
運用方法はETF自動売買
さてこのマネーハッチ、積み立てた資金の運用先はというとETFである。
更にそのETFの自動売買によって利益を生む・・・というのがマネーハッチ。つまりはトライオートETFの積立版という側面もある。
その為か、マネーハッチの利用にはトライオートETFの口座開設が必要。
全体では4つのETFに2種類のレバレッジがあり、合計8つの運用スタイルを選ぶことができる。
積立原資を登録した直後に選べるのは世界株ETF、日経225ETF、S&P500ETF。(積立原資が溜まると、レバレッジを上げたコースや高利回り社債ETFが選べるようになる。)
S&P500のパフォーマンスが高そうな気がするが、意外にも日経225が最も年平均リターンが高い。これは自動売買によるものだろうか。
最も年平均リターンの高いのは日経225ETF自動売買1.2倍。実に9.72%。
眠っていたクレジットカードのポイントが10%弱の期待利回りで積立ができると考えるとまあ悪くはない話だと思った。
ブラックカード(風)
これが件のインヴァストカードのデザイン。
知らない人から見たらブラックカードっぽい・・・かも。少なくとも出すのを躊躇うデザインではないよね。その点も地味に嬉しい。
ちなみに、今カードを作るとマネーハッチ原資が1,000円もらえるよ。
まとめ
クレジットカードのポイントを原資に、元手ゼロ運用。
今なら各FXサービスの取引量に応じてキャッシュバック。
積立もできるよ。
運用方法はETF自動売買。
ちなみに、マネーハッチのハッチは孵すという意味らしい。僕のポイントも立派に羽ばたいてくれるだろうか。
まあ、まだカード届いてないんだけど。