2月6日(現地では2月5日)、米株が急落!!
ダウ平均の下げ幅、最大-1500ドル超と史上最大の下落に・・・
米国株、急落 ダウ1175ドル安で史上最大の下げ幅、調整局面入りとの見方 -日本経済新聞 2018年2月6日
5日の米株式相場は急落した。ダウ工業株30種平均は大幅に続落し、前週末比1175ドル21セント(4.6%)安の2万4345ドル75セントと昨年12月8日以来ほぼ2カ月ぶりの安値で終えた。下げ幅は史上最大となり、指数の全構成銘柄が下げた。米長期金利の急速な上昇が投資家心理を冷やし、相対的に運用リスクが高い米株の持ち高を手じまう売りが膨らんだ。
ダウ平均は朝方から大幅に下げて始まった。米長期金利の指標である10年物国債利回りが5日未明に一時2.88%と前週末から水準を切り上げた。金利上昇で企業の資金調達コストが増すうえ、個人消費も抑制し米景気の足かせになるとの警戒感が広がった。投資家が運用リスクを回避する姿勢を急速に強めた。
9年近く続いた米株式相場の上昇が「調整局面に入った」との見方が広がり、幅広い銘柄に利益確定や手じまいの売りが膨らんだ。航空機のボーイングや建機のキャタピラーなどが下落した。前週末に発表した四半期決算で1株利益が予想に届かなかったうえ、原油価格が下落したのを受けシェブロンやエクソンモービルなどエネルギー株も大幅に下落した。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASB7IAA05_W8A200C1000000/
急落の様子を淡々と
ダウ平均
日経平均
米長期金利
VIX指数
調整か、終わりの始まりか
ただの調整局面という声が多いが、世界的な株の過熱感を考えるとこれがきっかけで崩れていくような気もしてくる。
個人的にはVIXが気になるのだけど、立ち上がり方は2015年8月のチャイナショックのように一過性のものにも見えるが、リーマンショックの始まりにも見えてくる。
基本的に相場分析なんて後付けなのでこの時点ではどちらが正しいのかそんな判断は出来ないが、明日以降これが収束するのか連鎖が起きて拡大していくのか超注目していく必要があるだろう。
トルコリラについても、明日以降下落ムードが続くようなら対策をするべきか。
守るならポジションを整理し、攻めるなら買い増す。僕は後者かな。
これらを受けてトルコリラは?
ドル円(USD/JPY)1時間足
先日の雇用統計からの上昇、そして全戻しどころか更に1円下落。株価の崩れ方の割に、為替への影響は小さいような印象である。
元々為替と株の相関が崩れていたので、その調整がされた・・・とも解釈できる。
ドルトルコリラ(USD/TRY)1時間足
リスク回避の動きから、ドルトルコリラも上昇(トルコリラ安)。
とはいえ、この手の動きはトルコリラ起因での下落ではないのであまり心配はないか。
結果、トルコリラ円(TRY/JPY)1時間足
ドル円下落、ドルトルコリラ上昇というダブルパンチでトルコリラは大きく下落。
先月末以来の28円台に突入してしまった。出来れば先月末安値の28.6円で踏みとどまってほしい・・・
この行方も株など含めた全体的な動きに委ねられるだろう。場合によっては28円割れもあり得る。
おまけ:トルコリラと南アランドとメキシコペソと
日付が変わる少し前からの5分足。ローソクがトルコリラ円で、紫が南アランド円、オレンジがメキシコペソ円。
今回の下落、高金利三通貨の下落で見てみるとメキシコペソが一番打撃を受けている。メキシコ経済は米国経済に依存する部分が大きいので、その影響か。
特にトルコに対して悲観的になる必要はない・・・かな。問題は世界的なリスクオフ。
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