スワップポイントの基礎知識

FXは本当にゼロサムゲームなのか。半分本当で半分嘘?

投稿日:2016年4月3日 更新日:

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スワップ派の皆様にはあまり関係のない話かもしれないが、巷ではたまに「FXはゼロサムゲーム、むしろスワップ分を証券会社が取って結果マイナスサムだからクソ。プラスサムになりうる株式こそ至上」みたいな理論を耳にする。

ど素人の僕だが、これについてはちょっと思うところがあるので思いの丈を綴りたい。

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そもそもゼロサムゲームとは。

賭け事やギャンブルには色々なルールが存在する。最もシンプルな例を挙げれば、「じゃんけんで買ったら100円な」みたいな世界だ。

A君とB君がじゃんけんをして、負けた方が買った方に100円払う。つまり、『プラス100円』の人と『マイナス100円』の人が生まれる。2人を合わせればゼロになる。

このように、『参加者の収支の和がゼロになる』ルールに基づいて行われるゲームのことを『ゼロサムゲーム』という。身内でのゲームはこのようになる場合が多い。

 

マイナスサムとプラスサム

身内で閉じるものとは違い、世の中の多くのゲームはマイナスサムだ。

競馬、パチンコ、宝くじ。どれも全参加者の収支を合計するとマイナスになる。言い換えれば、『期待値1未満』ということ。

理由は皆さんご存知の通り、胴元の取り分があるからだ。(つまり、賭け麻雀は自宅でやればゼロサムに、雀荘でやれば場代の分だけマイナスサムになる。※賭けは違法なのかグレーなのか細かい線引きは知らないけど法律は守ってね。)

対して、上でも述べたが「株はプラスサムになり得る」という意見がある。これは、企業が成長して株価の総額自体が上がるということだ。ざっくり言えば、日経平均が伸びている期間はプラスサムモードということになる。(現物取引に限って言えば、だが)

 

ではFXは・・その前にちょっと寄り道。

FXにおいて、『ストレート』と『クロス』という概念がある。

世界には百を超える通貨が存在するので、その全ての組み合わせを網羅しようとするととんでもないことになる。そので、世界の為替はほぼドルを基準にして取引されている。

例えば『ユーロ/円』は実質的には『ユーロ/ドル』と『ドル/円』の2つから成り立っているのだ。ユーロ/ドルが1.1、ドル/円が110円だからユーロ/円は121円ね。みたいな。

この『ユーロ/ドル』『ドル/円』のようなドル絡みの通貨ペアのことを『ストレート』、『ユーロ/円』のようなドルを介さない通貨ペアを『クロス』という。

(FX始めるまで、よく『クロス円』とか言うから『円絡みの通貨ペア』みたいな意味だと思って『クロスドル』もあるんだと思ってた。死にたい。)

 

なぜFXがゼロサムゲームと言われるのか。

上述した仕組みによって、為替市場は『ドルが上がれば他の通貨がちょっとずつ下がる』『ユーロが上がればドルが下がって他の通貨もちょっと下がる』みたいなことが何十、何百も組み合わさって成立している。

複雑怪奇なシーソーみたいに、どこかが上がればどこかが下がり、どこかが下がればどこかが上がる。よって総和に変動はなく、ゼロサムゲームなのだ。というのが論拠。

よく分からんけど多分正しいんだろう。

 

ここからが僕の思うところ

確かに確かに。全通貨を広く見たらゼロサムゲームなのだろう。

でも、モノは通貨なんだ。当たり前だけど、通貨は日常的に使っている人がいる。僕の財布の中に入っている千円札も、銀行の金庫にある万券のブロックも、全部全部ひっくるめてゼロサム、なのである。しかも、トレード目的ではなく実需として為替に携わる人や企業もある。

だからゲームの参加者、トレーダーという括りで見ると必ずしもゼロサムとは限らない。トレーダーは全員勝って総合商社が煽りを食うかもしれないし、その逆もあり得る。

以上、『為替全体で見たら確かにゼロサムだけどゲームとして見たらそうとは限らないんじゃね?』という僕の意見、というか素朴な疑問。

(FXをやってることへの自己正当化でもある。)

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