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FXプライム byGMOのセミナー『FXヂカラ向上プロジェクト2017』に潜入!

先日にインタビューをさせて頂いたFXプライム byGMO

インタビューの中でセミナーに参加してみたいというお話をさせて頂いたところ、是非来てください!とのお言葉を頂いたので、同社の『FXヂカラ向上プロジェクト2017』東京会場セミナーに参加してきた!

結論から言うと、トルコリラ等スワップ運用には直接関係ないテーマながら、無料、しかも口座持ってない人でも参加できるとは思えない程充実した内容だった。

(トルコリラに関係ない話というのは参加前から分かっていたので、期待外れという意味ではない。)

要約したものを載せて構わないとのことだったので、遠慮せず書いていきたい。

FXプライム byGMOのセミナー『FXヂカラ向上プロジェクト2017』に潜入!【後編・松崎美子氏】

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セミナー概要

セミナー名:「FXヂカラ向上プロジェクト2017」トレードチャンスがまる分かり! 2018年前半の為替相場展望~当社出演大人気講師陣が徹底解説~東京とロンドンからお届けします!

前半:現役ファンドマネージャー・石原順氏が会場からドル円、クロス円を中心に相場を展望

後半:松崎美子氏がロンドンからオンラインでユーロ、ポンド相場解説

石原氏はファンドマネージャーなので総合的に見ているのかと思うが、セミナー内容としては前半:テクニカル中心、後半:ファンダメンタルズと色分けされていた。

レベル感としては、前後編共にFX初めて1,2か月くらいの人だと理解できない単語も多いだろう内容で、詳しくなくても基礎的なテクニカル指標やファンダ周りの概要はある程度認識がないと置いて行かれるかもしれない。初心者中後半~中級者向け、といった印象。

個人的には、最近テクニカルで研究していることがあるので前半の内容が特に面白かった。

 

参加者模様

インタビューで伺った際は40代がボリュームゾーン、といった話を伺っていたが、会場を見渡した感じもう少し世代が上かな、という印象。

4,50代が中心、60代以上らしき方も多め。30前後の人は全体の一割くらいのように見えた。

 

資料について

前編・石原氏の資料については、参加者に事前メール送付。後編・松崎氏の資料は前日にマイページ掲載。いずれも配布はなし。

つまり、後編資料は口座を持っていないとスライド投影でしか見れない・・・!

まあ、口座も持ってないのにこれだけのクオリティのセミナーを受けられるだけ凄いと思う。

僕はスマホにpdf落として見ていたけど、会場後方から眺めた感じだと印刷やスマホ・タブレットで持ってきてた人は2,3割くらい。PC持ち込みの人もいた。ちなみにメモ取ってる人は更に減って2割くらい。

会場も広いので、前方でないと投影で見ることは難しいと思われる。効果的に知識を付けるなら、やはり資料は必須だと思うよ。

 

注意事項

セミナーにおいて、僕の耳に聞こえた形で要約していくので、本来の趣旨とは異なっているかもしれない。

また、個人的に重要と思った点を抜粋しており、順番が前後したり、別々のタイミングで発言したものをまとめたりしている箇所もある。ご了承を。

 

前編:石原順氏

損切りの重要性

天才と呼ばれるトレーダーを山ほど見て来たが、彼らは大概5年後には姿を消している

何故か。ストップロスを入れずにパンクするからだ。

損切りをしない方が儲かることは良くある。待っていれば、戻ってくることの方が多い。ただ、何年かに一度帰ってこないことがある

相場の世界は証拠金が無くなったらゲームオーバー。

 

標準偏差ボラティリティトレード

※石原氏の提唱するトレード手法。

金を残そうと思ったら順張り。レンジなんて儲からない。ちょっと上手く行っても、すぐ破綻する。

標準偏差ADXで相場の方向は決まる。標準偏差ボラティリティ26と、ADX14が共に上昇している時、トレンドが発生している。

このトレンドに乗ってトレードすれば良い。下降中はランダム相場なのでトレードすべきではない。

だが、上記二つの指標はトレンドの方向性は教えてくれない。方向を見るのはボリンジャーバンド。1σを抜けた方向にエントリーせよ。

MACDも順張りだが、大きなトレンドは年2回しかない。他の揉み合いで損して結局負ける。

※ADX:トレンドの強弱を示すテクニカル指標。多くのFX会社はDMI(買い、売りそれぞれの強さを示すテクニカル指標)の一部として搭載している。

 

相場は規律と忍耐

上記のような手法をやってみると、数回負けるとこんなんダメだと投げる人が多い。

自分で作った手法じゃないから、確信が無くてすぐにやめる。正しい手法を続けることが重要。

 

儲けてる人は色々やっている

この手法をドル円でやったら何%のパフォーマンスが~なんていうのはただのバックテストであり、カーブフィットに過ぎない。

来年何が儲かるかは分からない。多くの通貨に分散して順張りせよ。

 

相場はタイミング

ドル60円になるという人もいれば、200円になるという人もいる。

いつかは当たるだろう。だが、いつになるかは分からない。例えば後者、110円 → 60円 →200円となっても当たりは当たりだが、トレードなら負け。

予想が当たることと儲かることは別。タイミングと資金効率が重要。

 

米株・ドルはいずれ崩れる

米株は明らかに過熱・割高。しかし売りのシグナルは出ていない。

これはトランプ大統領の政策によるもの。金撒けば上がるが、上手く行けばいくほど後が怖い

「任期中は大丈夫・習近平の人期の2022年までは大丈夫」そんな声が出ているのが末期の兆候

あと3回(12月、3月、6月頃?)の利上げくらいは大丈夫そうだが、そこから先は怪しい。2018年の中間選挙過ぎたらそろそろ危ない。

イールドカーブ(短期金利から長期金利までを結んだ線)がフラットに近づいてきていることも懸念。

2007年、米金利が4%台でフラットになってきた時、やばいと言ったら「かつて米国の金利は8%前後。4%なんてまだまだ低い」と大ブーイングを受けた。その後はご存知の通り。

今、フラットに近づいているがまだまだ2%台だから大丈夫と言われている。同じことが起きるのではではないか。

 

仮想通貨は投機

分かっててやる分には否定しないが、仮想通貨は投機

ただのカネ余りによるもので、ショックが起きたら真っ先に死ぬ可能性が高い。

流動性が低い商品は怖い。一度投げ始められると拾う人間がいない。相場はファーストイン・ファーストアウト

 

まとめ

とにかく高値で買って、もっと高値で売る。またはその逆。(順張り)
何が儲かるかは分からない。分散せよ。
損切りせよ。

上記は石原氏が最後に強調していた点。

個人的には、自分自身失敗してきたし、そういう退場の仕方をする人を何人も見てきたので規律と忍耐という点が印象に残った。

また、標準偏差ボラティリティトレードについて名前は知ってはいたのだが、詳細は知らなかったのでちょっと気になった次第。

 

余談

セミナー中話題に上がった訳ではないが、資料中のトルコリラ円の日足を見てみると、標準偏差ボラティリティトレード的には売りシグナルが消滅したところだった。(買いシグナルが点灯した訳ではない)

ドルトルコリラでも買いシグナルが消滅しており、まだトルコリラ買いという段ではないものの期待してしまう。

 

中間パート

松崎美子氏のパートの前に、中間パート。

内田アナウンサーとお客様コンサルタント小杉氏による勝ち組FXトレーダーインタビューのエピソードなど。

詳細はFXプライム byGMOの特設ページ、及び内田アナによる著書「FX 億トレ! 7人の勝ち組トレーダーが考え方と手法を大公開」にて。

ちなみにセミナー最後に、この本のプレゼント企画(ジャンケン大会)があったのだが、一発負けした。

印象に残っているのは、以前インタビューした億トレの方に近況を聞いたところ、トルコリラでやられたと言っていたという話かな、うん。

 

後編:松崎美子氏

Brexitについて

交渉ステージ1(市民権・手切れ金・北アイルランド国境問題)については遅延していたが、12月8日に無事合意。

ステージ2(貿易協定・その他)については2019年3月29日までの合意が必要。

これが合意に至らず交渉期限を迎えた場合、英国はEUからの強烈な要求を呑むことになる。(発言権・投票権・出席権もないまま、移行期間中の新たな規制は全て従わなくてはならなくなる。)

また、英・EU間の貿易がWTO関税の適用となることでの小売価格の上昇、英EU間の国際線運行、欧州原子力共同体からの離脱、金融業のライセンス問題等々、様々な負担がのしかかってくる。

政府は2018年3月末予算案を報告のみとする、5~6月のエリザベス女王の施政方針演説もキャンセルするなど、Brexit合意を最優先させる方針。

 

政治動向

グリーン副首相が過去に使用していたPCにポルノ画像が保存されていた問題が発覚。同氏と親しいデービスBrexit担当大臣は、彼が更迭されるなら私も辞任するとの発言をし、Brexit交渉の進捗に陰り。

時期総選挙のオッズでは労働党が最有力であり、近いうちに解散総選挙となった場合には労働党政権が誕生、Brexit交渉がひっくり返されるリスクあり。

 

経済動向

この20年間で世帯消費と不動産投資が急激に冷え込み、GDPの足枷となっている。

秋の予算案で若者向け住宅支援策(一定額まで印紙税免税)を打ち出し、景気刺激策となるか。

インフレ率は目標上限に迫り、かつ賃金上昇率を上回り続けている。つまり実質賃金は減少傾向であり、消費が冷え込む一因。

 

2018年ポンドの見通し(暫定)

買い材料としては、追加利上げの可能性。

対して、売り材料としてはメイ政権、Brexit交渉の不透明感、賃金とインフレ率のバランス、赤字財政。

悪材料はかなり織り込んだ感があり、政治・Brexit交渉が上手く行けば大きく上昇する可能性も。

 

マイページには後編動画掲載あり!

繰返しになるけど、口座を持ってない人でも無料で参加できるセミナーとは思えないクオリティ。

だけど、理解を深める為にはやっぱり口座開設して資料を見ておきたいところ。

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