2015年5月より、トルコリラ円のスワップポイントを115円固定で提供してきたヒロセ通商。
各社スワップポイントが低下する中でも115円固定を続けていたのだが・・・
(追記:この記事の作成後も色々と取扱条件が改善された。最新のヒロセ通商の状況については以下の記事をチェック頂きたい。)
スワップ運用FX会社徹底比較!【ヒロセ通商 LION FX】
-
-
スワップ運用FX会社、特徴・スペック徹底比較!【ヒロセ通商 LION FX】
スワップ運用スペック比較:ヒロセ通商編。 かねてよりスワップ運用の雄と言える存在であったが、2017年に度重なるスペック改善を重ねており、総じてハイスペックなFX会社である。 そんなヒロ ...
続きを見る
悲しいお知らせ
【重要】トルコリラ円のスワップポイントのお知らせ -ヒロセニュース 2017年1月13日
トルコリラ円のレートが過去最安値近辺まで下落している状況下でスワップ市場におけるトルコリラ円のスワップポイントも下落を続けております。
好条件のスワップポイントを提供できるよう弊社で出来る限り努めてまいりましたが、上記理由に伴い、2015年5月から続けておりますTRY/JPYの買いスワップ115円(1万通貨あたり)固定での提供を継続することが難しくなりました。
つきましては、2017年1月18日(1月18日午前7時時点の付与分)まででTRY/JPYの買いスワップ115円固定での提供を終了させていただきます。
1月19日以降は市場の状況にあわせて変動での提供とさせていただきますが、可能な限り高水準でスワップを提供できるよう努力いたします。
(抜粋)
ついにヒロセ通商固定スワップポイント終了である。
いずれ終わるだろうとは思われていたが・・・まあ、正直よく今まで続いたなという気もする。
そうすると1月19日からのスワップポイント付与額が気になるところだが、恐らく100円の維持も難しいのではないだろうか。
次点は?
そうすると、高額スワップポイントを付与するのはFXプライムbyGMOか。
必要証拠金等、考え方によっては元々ヒロセ通商に迫る存在だっただけに、同じ90円程度の水準だとFXプライムbyGMOに軍配が挙がるのではないだろうか。
その他証券会社は?
ヒロセ通商・FXプライムbyGMOはスワップポイントのみで引き出しが出来ない代わりに、高スワップを付与することが魅力の証券会社であった。
トルコリラ急落一服?各社スワップポイントも大きく変動!でも触れているように他の各社も軒並みスワップポイントが低下してきているのだが、ヒロセ通商のスワップポイントが下がることは即ちスワップポイントのみの引き出しができる証券会社が相対的アドバンテージを得ることになるだろう。
もちろん、これも1月19日以降にヒロセ通商の付与スワップポイントがいくら付くか次第なのだが。
サヤ取り終了か?
サヤ取り記事は全く更新していなくて大変恐縮なのだが・・・
1月13日現在、FXプライムbyGMOの買いスワップポイントが90円、セントラル短資FX FXダイレクトプラスの売りスワップポイントが62円。その差一万通貨あたり28円。
例えば資金100万円・売買各10万通貨の保有で、月間84,000円の利益。年間収益率にして10.08%。
そしてここから損益の調整の為のポジション立て直しコスト(スプレッド分)が掛かる。これを高いと見るか、安いとみるか。安定感を考えると悪くはないんだろう。そう考えると、まだサヤ取りも死んだ訳ではない。
またスワップポイントが変動すると話は変わってくるのだが。
1月19日追記:チェックしてみると・・・
・・・あれ?
付与日数3日、21円(1000通貨あたり)。(1万通貨あたり210円/3日)
いやいや、明日からの筈では?
ここで2つの仮説が頭をよぎった
仮説1
3日分のうち、1日分は115円。残り2日と併せて、計210円。
つまり、キャンペーン明け2日分で95円。1日あたり47.5円。
仮説2
これは1月18日NYクローズ時(1月19日 7:00)の付与額が表記されている。
つまり、この3日分は全てキャンペーン適用外のスワップポイント。1日あたり70円。
一般的なカレンダーであれば3日適用されるのは木曜朝の分だから、こっちの方がしっくり来るが、証券会社によってルールも異なるので・・・
聞いてみた!
気になりすぎたので、こんな夜中(23:30)に問い合わせてみた。迷惑な奴である。(受付時間が明記されていなかったのでダメ元で掛けてみたら繋がった。24時間なのだろうか。ありがとうございます。)
『LION FXスワップポイント』のページに記載されている数値について、例えば『1月18日分』とあるものは『1月18日NYクローズ時、つまり1月19日朝7時に付与されるスワップポイント』という認識で良いか?
――その通りです。
つまり、ここに記載されている『トルコリラ円買いスワップポイント(円換算後)21』というのは、3日分全て115円の固定スワップポイントから外れた値ということか?
――その通りです。
結論
仮説2が正解!
つまり、ヒロセ通商のトルコリラ円115円固定終了後のスワップポイントは、1日あたり70円!(210円/3日、1万通貨換算。)
少々物寂しい数字になってしまった・・・
しかし意外な形でサポートの充実を実感することになった。
その後、大幅にスペック改善
さて、この記事の後、ヒロセ通商は複数回に渡り必要証拠金・スプレッドを引き下げ、スワップポイントも増加するなど大幅なスペック改善が行われている。
最初にこの記事を書いた当時は正直微妙なスペック化してしまったが、現在では総合的にハイスペックになっている。
最新のスワップポイントランキングをチェック!
トルコリラ円
-
-
トルコリラ円(TRY/JPY)最新スワップポイントランキング|スワポが最も高いのは?
>ランキングまでジャンプ< 高いスワップポイントが魅力の、トルコリラ。 高金利通貨の中でも特に高い政策金利 & スワップポイントが人気の通貨である。 せっかく運用す ...
続きを見る
南アフリカランド円
-
-
南アフリカランド円(ZAR/JPY)最新スワップポイントランキング|スワポが最も高いのは?
>ランキングまでジャンプ< 高いスワップポイントが魅力の、南アフリカランド。 トルコリラよりも落ち着いた値動きなのが魅力である。 そんな南アフリカランド、せっかく運用するな ...
続きを見る
メキシコペソ円
-
-
メキシコペソ円(MXN/JPY)最新スワップポイントランキング|スワポが最も高いのは?
>ランキングまでジャンプ< 高いスワップポイントが魅力の、メキシコペソ。 南アフリカランドよりもちょっとスワップポイントが高く、トルコリラよりも値動きが落ち着いている割とい ...
続きを見る