トルコリラ・南アランドに並ぶ高金利通貨、メキシコペソ。
そのメキシコペソ円(MXN/JPY)が、この10月30日からくりっく365での取扱いを開始する。
そんなメキシコペソってどんな通貨か、チェックしていこう。
その政策金利、7.0%
メキシコの政策金利は、7.0%。(2017年10月現在)
2017年7月に南アフリカの政策金利が7.0% → 6.75%に引き下げられたので、単純に政策金利だけで比べると南アフリカ以上、トルコ以下というところである。
魅力は高格付け
メキシコを投資対象としてみた時、もちろん高金利通貨ならではの高スワップポイントも魅力なのだが、そこに加えて他の高金利国(トルコ・南ア・ブラジル)と比べて高い格付けであることも見落とせないポイントである。
高金利通貨ということは即ち新興国ということであり、各国それ故の不安定さ・リスクを抱えている。南アフリカであれば政治不安、トルコであれば独裁懸念と地政学リスクなどなど。
メキシコもまた壁問題を抱えており、決して安泰とは言い切れないのだが、それでも三大格付け会社が比較的高い格付けを付している。
いくらスワップポイントが付いても、通貨が暴落したら元も子もないので、そういう意味でこの点は大きいだろう。
※上記は外貨建て国債の格付けを一部抜粋したもの。
肝心のスワップポイントは?
くりっく365への上場はこれからなので、実際にどの程度付与されるかはまだ定かではない。
しかし、現在メキシコペソを取り扱っているFX会社の付与額などから推察することはできる。
例えばマネーパートナーズはここのところ1万通貨あたり15円というスワップポイントを提供している。
メキシコペソはおいくら?
2017年10月現在、1トルコリラは約30円、1南アランドは約8円。
では1メキシコペソはというと、約6円。
トルコリラと比べた場合、同じ額の資金・同一のレバレッジならば5倍の数量を保有できることになる。
通貨レートを加味したスワップポイント
上記は、1万通貨あたりのスワップポイントを通貨のレートで割ったもの。(トルコリラ・南アランドのスワップポイントはくりっく365の平均、メキシコペソは15円で計算。)
トルコリラは南アランドの約1.6倍、メキシコペソの1.3倍とやはり単純なスワップポイントだけならばトルコリラに軍配が挙がる。
(言い換えれば、メキシコペソをトルコリラに置き換えると75円くらいのスワップポイント、ということである。)
だが、先に申し上げたようにメキシコペソはその高い信用格付けも含めて魅力的な通貨なのである。
スワップポイントだけではなく、値上がり益も狙える・・・かも。
僕も始めることにした
詳細はまだ決めかねているのだが、この機に僕もメキシコペソを買ってみようと思っている。
もちろんスワップポイントも魅力なのだが、トルコリラ・南アランドと分散することで多少のリスク管理、そしてあわよくば為替差益も頂いちゃおうと目論んでいる。
始めるなら、ドカンと動かすよりは積み立ての方が始めやすいか。
また詳細が固まったらこのブログでお伝えしたい。
メキシコペソならくりっく365?
まだ取り扱い前ということもあり、詳細なスペックは判明していない。
だが、トルコリラ・南アランドの様子を見るにメキシコペソも決して悪い条件ではないだろう。
むしろ、昨今のスワップポイントを見ると、いずれトルコリラでも使う時が来るかもしれない。
くりっく365はどのFX会社を通じてもスペックは一緒(注文方法やインターフェースは異なる場合も)なので、正直好みで選んで良いと思うのだが・・・
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