2018年1月、メキシコペソのスワップ運用に際して大きなスペック変更が行われた。
・外為どっとコム:12月29日を以て固定スワップが終了
・ヒロセ通商:スワップポイント上昇、1月11日よりスプレッドを0.4銭原則固定に引き下げ
この二つの変更について見て行こう。
外為どっとコム
長らく15円/1万通貨固定で提供されていたスワップポイントが、12月29日で提供終了された。
残念ではあるが・・・開始当初よりも市場の実勢が下落していた、つまり同社の持ち出しとなっていたと推測されるので、仕方ないのだろう。
1月5日の付与実績は11円/1万通貨、12日は12円/1万通貨。
他社と同等かやや上、といいった水準。先のことは分からないが、当面はこの金額での付与が続きそうな雰囲気である。
他の面では尚ハイスペック
スワップポイント付与額は低下してしまったが、他のスペックは非常に優れている。
スプレッド:0.5銭原則固定(例外あり)
取引数量:1,000通貨単位
必要証拠金:3,000円/1万通貨
スワップポイント引き出し:可
この中で取引数量、必要証拠金、スワップポイント引き出しについては後述するヒロセ通商との差別化要素となる。
ヒロセ通商
※上記画像の150円は10万通貨の場合
今回のスペック改善は、スプレッドの引き下げとスワップポイントの上昇。
スプレッドは2.0銭原則固定 → 0.4銭原則固定に引き下げられ、最狭スプレッドとなった。(2018年1月11日時点)
スワップポイントは固定ではないものの、1月8-12日の平均実績として13.7円/1万通貨。最高額である。
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必要証拠金がネック
上記の通り、スワップポイント・スプレッドについては最高スペックとなったが、必要証拠金が6,000円/1万通貨と高く、レバレッジが最大で10倍程度までに制限されてしまうのがネックである。
トルコリラ・南アフリカランドにおいて改善された前例があるので、今後に期待である。
また、取引単位は1万通貨単位であるのでご注意を。
まとめ
- ヒロセ通商がスプレッド・スワップポイント劇的改善、一躍第一選択肢に!
- しかし必要証拠金面など、更なる改善に期待。
- 外為どっとコムはスワップポイントこそ少し下落したものの、非常にバランスの取れたスペックである。
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