FX会社スペック

サクソバンク証券口座開設ガイド&取引ツール紹介!

スワップ運用、特に南アフリカランドについて高いスペックを誇るサクソバンク証券

非常に高スペックではあるのだが、外資系故の取っつき難さ・サイト、ツール類の違和感は否めない。

ちょっと構造が違うだけで、慣れてしまえばなんてことはないのだが・・・

そんな訳でこの記事では、以下のポイントについて、確認していきたい。

・サクソバンク証券の口座開設手順

・サクソバンク証券のツール類の概要

サクソバンクFX

サクソバンク証券の口座開設手順

まずはバナーからサクソバンク証券のページへ

当ブログに設置されているバナーからサクソバンク証券のサイトに行くと、上記のようなページになる。

 

なお、お約束のサイト遷移ポップアップも表示される。

 

STEP1 基本事項の同意

まずは基本事項の確認と同意。

サクソバンク証券は本社(親会社)がデンマークにある外資系FX会社なので、個人情報の本社提供についての確認がある。

以降も含め、文中・単語中に半角スペースが散見されるが・・・恐らく翻訳時に残ったものだろう。怪しいサイトではないので安心して頂きたい。

 

続いて、リスク等理解度の確認事項。

サクソバンク証券ではFXだけでなくCFD(原油、金属、株価指数など)も取り扱っているので、そちらについての確認も含まれている。

全て入力したら、緑色のボタンから次へ。

 

STEP2 申し込みフォームの入力

まずは基本情報の入力。

 

こちらは金融機関情報と投資経験など。

こちらも注意すべき点がいくつか。

金融機関口座:郵便局の郵便貯金口座は不可と記載があるが、普通にゆうちょ銀行として登録できる

初回入金予定額:「予定額」に関わらず、初回最低入金額は10万円以上(その後の引き出しはOK)

投資目的:FXにおいてノーリスクはあり得ないので「損失をこうむる危険性は冒さず~」というのは矛盾するような・・・(未確認、あくまで個人的意見。)

ちなみに僕は初回入金予定額をちょっと多めに書いたら、キャッシュフローがアレな時期にぶつかって使うのが遅れた。

 

インサイダー系とFATCAについて。こちらは該当なければナシナシでスムーズに進むだろう。

全て入力が完了すると、『× 未入力の項目があります』のボタンが緑色の『確認』ボタンに変わる。

次のページで入力内容を確認し、間違いなければ入力は完了。次の本人確認書類・マイナンバーカードへ進む。

 

STEP3 本人確認書類とマイナンバーの提出

上記基本情報入力完了後の画面から、本人確認資料・マイナンバー確認資料を提出する。

提出方法はアップロード・メール・郵送が選択できるが、マイナンバー書類についてはメールでの提出が不可、アップロードか郵送のみとなる。

わざわざ複数の方法を使い分けるのも手間でしかないので、現実的にはアップロードか郵送の二択となるだろう。

必要な書類の組み合わせは以下の通り。

1.マイナンバーカード(両面)

2.マイナンバー通知カード or マイナンバー記載住民票顔写真付き本人確認資料1種

3.マイナンバー通知カード or マイナンバー記載住民票顔写真なし本人確認資料2種

※顔写真付き本人確認資料:運転免許証、パスポート、在留カード、特別永住者証明書住民基本台帳カード(写真付に限る)
顔写真なし本人確認資料:健康保険証、戸籍謄本・抄本、住民票、印鑑証明書

 

上のQRコードの上にある『アップロードする』を押すとこのようなポップアップが表示され、ここからアップロードが可能。

あとは書類の到着を待つだけだ。

 

補足 郵便物の受け取りについて

IDは他のFX会社同様郵便で送られてくるのだが、簡易書留などではなく本人限定受取郵便で送られてきた。

郵便受取の際にも本人確認資料(運転免許証、パスポート、マイナンバカード、健康保険証等)の提示、かつ本人が受け取る必要があるので、日中不在がちな人は注意を。(夜間窓口での受取も可能)

なお、送られてくるのはIDだけで、パスワードはサクソバンク証券のサイトから取得する。詳細次の項目にて。

※僕の場合は本人確認書類のアップロードに不備があり確認のやりとりを行ったので、万人がそうとは断言できないが。

 

初回ログイン~入金まで

まずはパスワードの取得・初回ログイン

サクソバンク証券の公式ページ右上にあるログインを押すとこのようなページに遷移するが、ここでID・パスワードを入力するの取引ツール用。

初回は下部にある『マイページログイン』の上にあるパスワード新規作成/再設定をクリック。

このマイページログインボタンは、以下の手順でパスワード取得後に使う。

 

するとこのようなページになるので、ライブ口座を選択した上でEメール・ユーザーIDを入力して送信。

すると登録メールアドレスにURLの記載されたメールが届くので、そのURLを開く。

 

そうするとパスワードの登録が可能になるので、登録しよう。

登録が完了したら、先ほどのログインページに戻り、マイページログインを押下。(まだID・パスの入力は必要ない。)

 

そうするとこのようなマイページログイン用のページへ遷移する。

IDと、先ほど登録したパスワードを入力してログインしよう。

ボタン横に並べればいいんじゃないか感が凄いが、それは気のせいだ。

 

マイページ~クイック入金

ログイン後の画面はこのようなページ。

クイック入金の場合は、左上の総資産の下にある『クイック入金』ボタンから。

 

なお、クイック入金ができるのはMUFJ・三井住友・ジャパンネット・楽天銀行の4行のみ。みずほ・ゆうちょ・住信SBIなどを使われている方は通常の振込しかできない。

通常の振込入金については、IDが記載された郵便物に振込先口座情報が記載されているのでそちらをチェック。

※通常振込の場合はネックバンク・ATM等から直接振り込めばOK。パスワード取得までの作業は必要だが、マイページログインの必要はない。

 

振込元の金融機関を選択・入金額を入力の上、次へを押下。

その後は確認画面を挟んだ後は各金融機関のページに遷移するので、入金を完了させよう。

※画像では消しているが、振込名義欄には登録した氏名が予め入力されている。

 

取引画面(PCブラウザ版)

ログイン~初回セットアップ

再び最初のログイン画面に戻り、ライブ/デモの選択がライブになっていることを確認の上、ID・パスワードを入力して『取引ツールログイン』を押下。

するとブラウザツールSaxoTradrGOのセットアップ画面に遷移する。

 

デバイスは自動で検出されるので、真ん中のPCモニタのアイコンが白く表示されているのを確認の上『セットアップを開始する』を押下。

 

次の画面では言語・タイムゾーン・表示スタイルを選択。基本的にそのまま『次へ』を押下すればOK。

 

次に、取引商品にチェックを入れる。

同一プラットフォーム上でFXとCFDの両方を取引できるのが大きな特徴だが、後から追加することもできるのでまずはFXのみでも問題ないだろう。

チェックを入れたら、『次へ』

 

最後に免責事項が表示され、これを承諾するとセットアップは完了。以降、取引ツールにログインできる。

なお、初回起動時は入金が完了した旨のメッセージが表示されるので、確認しておこう。

 

取引ツール SaxoTraderGO

取引ツールの初期画面はこのような感じ。

左上:ウォッチリスト(レート一覧)
右上:チャート
下部:注文・建玉情報

となっている。

それぞれサイズ変更、切り離し、全画面表示などレイアウトの変更も可能。

 

取引を行う為には左上のウォッチリストから、希望する通貨ペアをダブルクリックする。

 

するとこのようなポップアップが表示されるので、売値パネルの上から注文タイプを、買値パネルの上から数量を選択する。

なお、右上検索アイコンの横にあるボウリングのスペアみたいなマークは為替先物への切り替えボタン。FXとはレートも大きく異なる別物なのでご注意を。

上記画像のように、緑色に白字でFXとだけ書かれていればOK。

 

例えば指値はこんな感じ。

上記画像では数量を1,000にしているが・・・

 

トルコリラ円の最低取引単位は5,000通貨なので、注文は弾かれる。

なお、サイトを見てもはっきりと記載はされていないのだが、高スワップ通貨の最低取引単位は以下の通り。

トルコリラ円:5,000通貨以上1通貨単位
南アフリカランド円:50,000通貨以上1通貨単位
メキシコペソ円:10,000通貨以上1通貨単位

※実際に注文を入れてみて通ったものを基準に判断。

上記以上の数量を入れると、発注が可能。

注文や建玉は画面下部に表示される。

 

なお、ウォッチリストには予めメジャーどころのペアが登録されているが、それ以外のペアを取引したい場合には、上部の検索ウィンドウに銘柄を入力、検索結果を右クリックすることでウォッチリスト(左上のレート一覧)に追加することができる。

画像の通り、スラッシュは不要。むしろ入れるとヒットしない。『TRYZAR』(小文字可)などと入力しよう。

 

取引画面(スマホアプリ)

サクソバンク証券のスマホアプリは、ブラウザツールと同じ名称のSaxoTraderGO

毎度ながら、僕はAndroidユーザーなのでiPhone版とは若干異なるかもしれない。

 

ログイン画面は英語。

後の画面はしっかり日本語で表示されるので安心しよう。

 

ログインすると、口座状況一覧の画面になる。

初見だと戸惑うかもしれないが、取引商品毎にそれぞれアルファベット大文字+数字のサブ口座が割り当てられている。

S:FX
I:株価指数CFD
R:個別株CFD
B:債券CFD
V:その他証券CFD
X:商品(原油、金など)
F:海外商品先物

なお、この画面下部の取引ボタンを押すと銘柄を検索するところから始まる。

そこから取引をすることも可能なのだが、後述のウォッチリストに登録をしておいた方が便利。

初見だと何だこれ?と混乱するかもしれないので、ご注意を。

 

ウォッチリストは初期状態でドル円と金ドルCFDが登録されている。

これをタップすることで取引画面に遷移できるほか、右上のメニューボタンを押すと・・・

 

このようなメニューが表示され、上部の検索窓から銘柄検索ができる。

 

ここでウォッチリストに追加しておくと後で便利である。

なお、ウォッチリスト以外の画面から検索をしても、ウォッチリストに登録ボタンが表示されないのでご注意を。

 

ウォッチリスト、あるいは検索画面から取引を押すと、このような取引画面になる。

このレイアウトと使い方はPC版と同じ。売値の上にあるボタンで注文種類を変更し、買値の上にあるボタンで数量を変更できる。

 

まとめ

注意点のおさらい

・初回入金予定額は10万円以上。その後の引出は制限なし。

・郵便は本人限定受取郵便?

・クイック入金対応銀行は少なめ。

・基本はウォッチリストに登録して、取引。

・FX(FXアイコン)と為替先物(FX/Fアイコン)の間違いに注意!

外資系故にちょっと勝手が異なる部分・・・というか、改善に期待したい部分はあるが、ポイントを掴んでしまえば初心者でも取引することは難しくない。

慣れてくると、FXとCFDを同一プラットフォーム上で取引できるのは魅力になってくる。

そして、運用面でもトルコリラ円・南アフリカランド円についてはスワップポイント・スプレッド共に優れており、非常に優秀なFX会社である。

特に、欧州時間帯(日本時間17:00~25:00)のスプレッドは他社と一線を画す。トルコリラ円のスプレッドが1.0銭未満なこともザラ。

 

サクソバンクFX

 

スワップ運用FX会社、特徴・スペック徹底比較!【サクソバンク証券】


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