ここ数日、サクソバンク証券関係の記事が随分アクセス集中しているな~と思ったら・・・
サクソバンク証券のトルコリラスワップポイントが凄いことになっていた!
今週(9月17-21日)の平均スワップポイント、驚異の114円。
→その後も高スワップを維持し、10月の月間平均で一位に。
大差でトルコリラスワップポイント付与額No.1に君臨
有力FX会社に大差を付け、スワップポイント付与額で圧倒的一位に君臨している。
その他のFX会社も確認したが、これを上回るFX会社は存在しなかった。
※集計期間:2018年9月17日~9月21日、トルコリラ1万通貨あたりの買いスワップポイント。
単純なスワップポイントとしても凄いが、GMOクリック証券と組み合わせたサヤ取りも凄い。
同期間のGMOクリック証券のトルコリラ売りスワップが平均64.43円。
その差、50円以上。
サヤ取りで年間20%以上が狙えるというとんでもない数字である・・・
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追記:翌週も引き続き強い!
一時的な上昇に留まらず、その翌週も強い。
特に9月28日の150円とか驚異的な水準・・・。
この週はくりっく365も強かったが、僅差でサクソバンクの勝利。
前週からの通算だとかなりの差である。
原因は・・・トルコ利上げ!
これほどの付与額、何が原因か・・・と言えば、やはり先日の利上げだろう。
9月13日、トルコ中銀は政策金利を17.75%から24.00%へ引き上げた。
これをいち早く反映したのがサクソバンク証券、ということだ。
同社はインターバンク直結型のFX会社なので、スワップポイントについても市場を素直に反映する傾向がある。
例えば利上げ前の前々週(9月3日~7日)を見ると平均付与額は79.86円。その頃のトルコリラ円レートを元に計算すると年利約17.4%相当(※1)。
そして利上げ後、今週(9月17日~21日)の金額を見ると、年利約23.5%相当(※2)。
どちらも、およそ政策金利と一致する。
※1:79.86円 × 365日 ÷ 16.8円
※2:114.67円 × 365円 ÷ 17.8円
利上げを素直に反映して、スワップポイントが上昇したと言っても大きく間違ってはいないだろう。
(正確には政策金利の上昇によってトムネ:TomorrowNextと呼ばれる取引の短期金利が上昇したことによるもの。)
その時々で有利なFX会社を使うのがポイント
スワップポイントは、現地の短期金利に基いて計算されながらも最終的には各FX会社によって調整される。
集客の為に実際よりも高い額を提示するFX会社もあれば、スプレッドなどのコストを抑える代わりにスワップを低く提示するFX会社もある。
特に今回のように短期間で大きく変動した場合には、金額が安定するまで様子見するFX会社も多い。
でも利用する側としては・・・当然スワップポイントが高いFX会社の方が有利だよねっていう話。
- 金利の上昇局面では、すぐにスワップポイントに反映するFX会社を
- 金利の下落局面では、あまりスワップポイントを変えないFX会社を
それぞれ使っていくことで、有利に取引を進めることができる。
今回であれば、金利が上昇したタイミングなのでサクソバンク証券が有利、ということになる。
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トルコリラのスワップポイントが高い点以外に、以下のような特徴がある。
- スプレッドは変動制。9月14日~20日のトルコリラ平均スプレッドは3.4銭。(欧州時間:日本時間夕~夜は2.5銭)
- 月曜午前3時(※)から取引可能。イベント時、週明けのレートチェックに欠かせない。
- 矢野経済研究所の調査により、約定力の高さも証明済。
※米国夏時間期間は午前4時から
外資系ならではのクセがあるのも事実だが、スワップ運用、特にトルコリラについては非常に高いスペックなので是非抑えておきたい。
・・・とか色々書いたが、114円超だよ、114円超。
正直、これだけで飛びつくレベル。