さて、先日GMOクリック証券にて開始したトルコリラ円買い下がり運用。
当初の記事ではシンプルに、1円下がったら10万円投入&1万通貨買い増しと書いたのだが、資金力如何によってはもうちょっとアグレッシブな運用も考えられるのでは、という妄想。
(安易に始めるとハイリスクなので、ご利用は計画的に。)
パターン1 まずは前回のおさらい
こちらが前回の表に少し項目を追加したもの。1円下がる毎の追加資金・買い増し数量を明記した。
200万円の資金があれば12円まで下落してもロスカットされない・・・という話なのだが、果たして12円までというリスク許容設定が妥当なのかという疑問が沸いてくる。
以下に、下を厚く買うことによってより効果的に運用できるのではないか、というちょっとリスクを取った計算をしていこう。
パターン2 1円下がる毎に投入資金を増加
最初は10万円&1万通貨。次は20万円&2万通貨。次は30万円&3万通貨・・・と、どんどん投入資金&購入数量を大きくしていく方法。
平均レートの引き下げ効果も大きく、非常に有効な手法である。資金が潤沢にあるならね。
とはいえ、何も下がる度に買わなくてはいけない訳でもなく、資金が許す限り買い増すというのも選択。
資金100万円の場合
買い増しができるのはトルコリラ=28円まで。
史上最安値更新しなければオッケー、と言えば聞こえはいいが、そこはトルコリラ。気は抜けない。
28円から下は買い増しをせず下落を眺めることになるのだろうが・・・実はトルコリラ=20円程度までは耐えられる。
意外にアリと言えばアリかもしれない。
資金200万円の場合
買い増しが出来るのはトルコリラ=27円まで。ちょっと頑張って26円までだとしよう。
これでもやっぱり下落許容はトルコリラ=20円程度まで。資金が倍になった分は攻撃力全振り、耐久力は上がらない。
もしくは、投入資金&購入数量を倍にしてしまうのも一手か。(20万円スタート、1円下落したら40万円追加、もう1円下落したら60万円・・・)
パターン3 2円下がる毎に投入資金を増加
最初は10万円&1万通貨、1円下がったら10万円&1万通貨、もう1円下がったら20万円&2万通貨・・・と、パターン2の半分のペースでアクセルを掛ける場合。
上記例よりも2円程度下落しても耐えられるようになる。
パターン4 5円下がる毎に・・・
上記よりも更にリスク控えめ。
2円毎よりも更に1~2円程度許容度が上がる。
結局のところ
どのくらいの下落を想定するか
どこまで資金を追加できるか
この二点によってリスクの取り方が変わってくる。
ナンピンの王道であり、安易に使うと火傷するこの買い方。味方に付ければ頼もしい?
トルコリラ=25円や20円といった節目を意識しつつ、お財布事情と相談しながら買い増し方法を選択するのが良いのではないだろうか。
僕のお財布事情的には・・・パターン3あたりかな。
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