5月に勃発したトルコリラ円スワップポイント・スプレッド戦争。
6月に入りスワップポイントはまだ凌ぎを削っているものの新規参入・スプレッド縮小などの動きは一服した・・・かのように見えた。
なお、5月の動向は以下記事にまとめている。
セントラル短資FX、スプレッド&必要証拠金を縮小
ここに来て、セントラル短資FXのFXダイレクトプラスが6月26日(月)よりトルコリラ円を含む新興国通貨3ペアの取扱い条件を変更すると打ち出してきた。
概要は上記画像の通りなのだが、トルコリラ的には以下の2つがポイント。
スプレッドを最小2.5pipsに縮小!
従来8.0~18.0pipsと、最近のトレンドには遅れ気味だったスプレッドが2.5pips~6.0pipsに大幅縮小。
以前の感覚では早朝など一部時間帯以外は概ね8.0pipsで提供されていたので、今回もコアタイム2.5pipsくらいの感覚で期待できるかもしれない。
そうするとマネーパートナーズ・ヒロセ通商の2.9pipsを抑えてトルコリラ円スプレッド最狭となる。
上記二社とも提供時間には制限があるので、その点でも劣ることにはならないだろう。
なお、南アランドについてもSBIFXトレードに次いで2番目の狭さとなる。
必要証拠金率を10%から4%に引き下げ
即ち、トルコリラ円については今まで10倍までだったレバレッジが25倍まで解放されるということ。
これにより、他社と比べてデメリットだった点が撤廃された。
意味合いとしては『フルレバレッジで大量保有できる』というよりは『下落時の耐久度が高まる』という側面の方が大きいだろう。
ちなみにロスカットルールをおさらい
セントラル短資FX、FXダイレクトプラスのアラート・ロスカットは以下の通り。
リアルタイムのアラートはなく、追証もないので自分でしっかり確認をする必要がある。比較的シビアと言えるだろう。
ワーニングメール
取引日終了時点(≒NYクローズ時)で証拠金維持率が125%を割り込んでいると、アラートがメールで届く。
リアルタイムではなく、1日1回のタイミングなので自分での管理が重要。
ロスカット
証拠金維持率が100%を割り込んだ場合、その時点で全建玉を強制決済。
追証はなし。
やっぱり肝心なのはスワップポイント
トルコリラ戦争が勃発する前、3月頃まではかなり健闘していたセントラル短資FXのFXダイレクトプラス。
しかしここのところは各社の急伸に若干置いていかれ気味なのが実情である。
スプレッド縮小・必要証拠金の引き下げだけで終わるのか。それとも更なる集客の為、スワップポイントも大幅引き上げをするのか?
蓋を開けてみないと分からないが、ここのところの新規参入組の勢いを見ると期待しちゃうよね。
期待を込めて口座開設しておきませんか?
トルコリラ円スプレッド最狭となったセントラル短資FX、スワップポイント付与額は?