12月4日、週明けはドル上窓でのスタート!
そして16:00に発表された注目の11月インフレ率(消費者物価指数・生産者物価指数)について見ていこう。
消費者&生産者物価指数とは
消費者物価指数は消費者が実際に購入する小売段階での価格、生産者物価指数は出荷時点での価格の変動を示す。
つまり、去年(先月)と比べてモノの価格がどのくらい上がっているのか、つまりインフレを表す指標。
消費者物価指数コアは、季候の変動などの影響を受けやすい生鮮食品・エネルギー価格を除いたもの。
ドル上昇要因は?
週明け、ドルが上昇した要因は2つ。
一つは先週末可決された米税制改革。一時は絶望的とも言われた法人税の引き下げに見通しが立ったことで、米株上昇期待 → ドル上昇期待に繋がった。
もう一つは、先週ABCテレビが報じたロシア疑惑が誤報だった(※)ことが報じられ、反発したもの。
※フリン氏が「選挙期間中にロシアと接触するよう指示された」と証言する用意がある、と報じられたが、選挙後だったと判明した。
指標結果発表!
12月4日 16:00 トルコ11月消費者物価指数(前月比)
予想+1.10%に対し、今回+1.49%。(前回+2.08%)
12月4日 16:00 トルコ11月消費者物価指数(前年比)
予想+12.50%に対し、今回+12.98%。(前回+11.90%)
12月4日 16:00 トルコ11月消費者物価指数コア(前年比)
予想+12.31%に対し、今回+12.08%。(前回+11.82%)
12月4日 16:00 トルコ11月生産者物価指数(前月比)
予想+0.70%に対し、今回+2.02%。(前回+1.71%)
12月4日 16:00 トルコ11月生産者物価指数(前年比)
予想+18.50%に対し、今回+17.30%。(前回+17.28%)
うーん、最も注目すべき消費者物価指数前年比の上昇が著しい。
先日トルコ中銀は年末のインフレ見通しを8.7% → 9.8%に修正したのだが、今回は12.98%。申し訳ないが、来月3.18ポイントの急回復をするとは思えない。
とはいえ、生産者物価指数前年比はコアは予想を下回っていることを見ると燃料・生鮮品価格の高騰が顕著だったということだろう。これらが落ち着けば回復に期待できるかも・・・!?
せめて回復に転じてくれるといいのだが。
これらを受けてトルコリラ
ドルトルコリラ(USD/TRY)15分足
指標を受け、大きく下落!(トルコリラ買い!)
コアが悪くなかったので改善の兆しと好感・・・とか解釈することもできるが、個人的には流石に売られ過ぎたからリスクイベント通過で買い戻しの動きが出たのだろうと思っている。。
3.90を割り込み、更なる戻しに期待。
トルコリラ円(TRY/JPY)15分足
29円を目指す!!
29円回復すれば、11月20日以来2週間ぶり。
そして12月14日の政策金利で30円回復へ・・・!という妄想が止まらないね。
参考:ドル円(USD/JPY)15分足
50pips程の窓を開け、無事先週末の急落全モ。
その後は113円にタッチし、やや円安ムードなのもトルコリラ円的には嬉しいところ。
今週末は雇用統計が控えているので、ドル円も要チェック!
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