2018年最初の大イベント、1月3日16:00に発表された12月のトルコインフレ率!
昨日16:00には12月の製造業PMI指数も発表されており、昨年末ビザ発給完全再開からの良い流れを加速できるか注目集まる。
消費者&生産者物価指数とは
消費者物価指数は消費者が実際に購入する小売段階での価格、生産者物価指数は出荷時点での価格の変動を示す。
つまり、去年(先月)と比べてモノの価格がどのくらい上がっているのか、つまりインフレを表す指標。
消費者物価指数コアは、季候の変動などの影響を受けやすい生鮮食品・エネルギー価格を除いたもの。
結果発表!
1月2日 16:00 トルコ12月製造業PMI指数
予想52.5に対し、今回54.9。(前回52.9)
2018年最初の指標は予想を上回り、数字自体も高水準と好調なスタート!
指標自体はあまり動くものではないが、新年一発目が良好というのは気持ちがいいね。
1月3日 16:00 トルコ12月消費者物価指数(前月比)
予想+0.70%に対し、今回+0.69%。(前回+1.49%)
1月3日 16:00 トルコ12月消費者物価指数(前年比)
予想+13.70%に対し、今回+11.92%。(前回+12.98%)
1月3日 16:00 トルコ12月消費者物価指数コア(前年比)
予想情報なし、今回+12.30%。(前回+12.08%)
1月3日 16:00 トルコ12月生産者物価指数(前月比)
予想+1.50%に対し、今回+1.37%。(前回+2.02%)
1月3日 16:00 トルコ12月生産者物価指数(前年比)
予想+17.60%に対し、今回+15.47%。(前回+17.30%)
予想情報はマチマチなので置いといて、概ね前回より大きく改善している!
トルコ中銀が目標として掲げる9.8%には届かなかったが、決して悪くはないのではないだろうか。(ここでいう中銀目標が差すのは消費者物価指数の前年比である。)
唯一上昇しているのは消費者物価指数コア。これは生鮮食品・エネルギー価格を除いたものなので、逆に言えばこれら二つの価格が下落していることが読み取れる。
対外関係も改善の兆し?
昨年緊張の高まった、対独・対米関係。
具体的な動きがあった訳ではないのだが、エルドアン大統領・チャウチショール外相の発言などから関係改善の兆しがみられている。
懸念されていたレザ・ザラブ問題も大きな進展がないまま沈静化の気配を見せており、上手い事運べば2018年はトルコ躍進の年となり得る・・・?
これらを受けてトルコリラ
ドルトルコリラ(USD/TRY)15分足
年末に到達した3.7台をキープ。
ドル安の影響もあり、3.75辺りまで進行している。このまま3.5辺りまで戻してほしいものだ。
ドル円(USD/JPY)15分足
年が明け、更にドル安円高の流れ。
4日00:00にはISM製造業指数、04:00にはFOMC議事録も予定されており、大きく動く可能性あり。
そして1月もスケジュールは変わらず、5日には雇用統計である。
結果、トルコリラ円(TRY/JPY)15分足
幾度目かの29.8円台到達。
インフレ発表を受けて上昇はしてるものの、30円には届かず・・・!
ここを抜ける要素は何になるか。来週の指標の中で抜けるか、政策金利か、はたまた雇用統計か。
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