2月5日16:00に発表された、1月のトルコインフレ率。
トルコ経済において最も頭の痛いこの指標だが、先月は若干の改善。今月も快方に向かえるか・・・?
関連:先月のインフレ率
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消費者&生産者物価指数とは
消費者物価指数は消費者が実際に購入する小売段階での価格、生産者物価指数は出荷時点での価格の変動を示す。
つまり、去年(先月)と比べてモノの価格がどのくらい上がっているのか、つまりインフレを表す指標。
消費者物価指数コアは、季候の変動などの影響を受けやすい生鮮食品・エネルギー価格を除いたもの。重要度は低め。
結果発表!
2月5日 16:00 トルコ1月消費者物価指数(前月比)
予想+1.23%に対し、今回+1.02%。(前回+0.69%)
2月5日 16:00 トルコ1月消費者物価指数(前年比)
予想+10.59%に対し、今回+10.35%。(前回+11.92%)
2月5日 16:00 トルコ1月消費者物価指数コア(前年比)
予想+12.23%に対し、今回+12.18%。(前回+12.30%)
2月5日 16:00 トルコ1月生産者物価指数(前月比)
予想+0.65%に対し、今回+0.99%。(前回+1.37%)
2月5日 16:00 トルコ1月生産者物価指数(前年比)
予想+14.86%に対し、今回+12.14%。(前回+15.47%)
最重要の消費者物価指数(前年比)が大きく改善し、そろそろ10%割れが見えてきた!
先日TCMB(トルコ中銀)は2018年末のインフレ目標を7.0% → 7.9%に修正。今回の数値から2.45ポイント差なので、一月に均すと約0.22ポイントずつ落としていく必要がある。
この調子なら意外といけそうだが・・・とりあえずは10%割れば御の字じゃないかね。
しかし2桁を割るとエルドアン大統領の利下げ圧力も高まると思われるので、そこは警戒が必要。
中銀はインフレ目標達成までは引き締めとの声明を出しているので、7%台になったら流石に後期流動性貸出金利から落としてくるだろう。
その時はスワップポイントの減少もやむなしか。
これらを受けてトルコリラ
ドルトルコリラ(USD/TRY)15分足
指標を受けて若干トルコリラ買いで反応した・・・が、すぐに反発。
良い指標だった割にはあまり動かず。
参考:ドル円(USD/JPY)15分足
先週末の雇用統計を受けて110円突破したドル円だが、結局雇用統計前の位置に。
ほんと余談だけど、雇用全戻しトレード試そうかと考えるレベル・・・。
結果、トルコリラ円(TRY/JPY)15分足
週末~週明けにかけて若干下落し、指標は良かったが戻しきれず。
しばらくは29円前半でウロウロしそうだ。
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