2017年1月、トルコリラ急落を受けて各社スワップポイントが大きく下落した。
その後大概の証券会社は中銀の介入によって実質的な金利が上昇したことで急落前、ないしそれを上回る水準まで回復したのだが、僕がメインで使用しているインヴァスト証券トライオートFXは一向に回復の兆しがない・・・
そこで僕はとうとう1年以上お世話になったインヴァスト証券に別れを告げ、メイン口座をFXプライム byGMOに鞍替えした。
その理由と経緯とかについて個人の主観に基いた話。
(タイトルは『5つの理由』だけど、環境変化に合わせて加筆修正していたら4つになってしまった。ご愛嬌。)
最大の理由はスワップポイント
やはり結局はこれ。
インヴァスト証券のスワップポイントが下落したと言っても、乗り換えにも手間とスプレッド分のコスト、資金移動中の相場変動などリスクがあるので、多少の期間で元の水準に回復するならば耐えようと思っていた。(乗り換えてすぐ回復したらアレだしね。)
・・・が、どうにも1ヶ月以上回復する兆候がない。(2017年3月当時)
そこで、高スワップポイントを付与する証券会社への乗り換えを決意した。当時候補に挙がったのは、セントラル短資FXのFXダイレクトプラスとFXプライム byGMO。
スワップポイントだけならばFXプライムbyGMOに軍配が挙がるが・・・
追記
その後スワップポイント事情も大きく変化したが、FXプライムbyGMOは上位を維持し続けた。
最新のスワップポイントはこちら:トルコリラ円最新スワップポイントランキング!【毎週更新】
スワップポイント引き出しの必要性
両者の大きな違いは、スワップポイントの引き出しの可否。
セントラル短資FXはスワップポイント分を引き出すことも出来るし、証拠金としても使える。
一方、FXプライムbyGMOはスワップポイント分は別計上され、未決済では引き出すことも証拠金として使うことも出来ない。
が、僕は今トルコリラのスワップポイントだけで生活している訳でもなく、毎月毎月引き出す必要はないと判断した。
スワップポイント引き出しシミュレーション
FXプライムbyGMOのトルコリラスプレッドは4.8銭原則固定。1万通貨あたり480円だ。もし毎月引き出すのならば、スワップポイント16円/1万通貨・日に相当する。
・・・が、毎月引き出す訳ではなく数ヶ月に1回程度、かつ毎回必ずポジションを持ち直す必要はなく、証拠金分から引き出すことを許容するならばその負担は大幅に圧縮される。
例えば100万円の資金で10万通貨取引をしたとしよう。計算しやすいので1トルコリラ=30円とする。
『25円まで下落することを想定』した場合、必要証拠金は10万円、含み損は50万円。よって40万の余裕、つまり40万円分のスワップポイントを引き出しても問題ない。
スワップポイントを100円/1万通貨・日と仮定した場合、約13ヶ月分。1年以上スワップポイントを引き出すことが出来る。
先のコストを13ヶ月で割ると、約1.23円/1万通貨相当。
現状、他社とFXプライムbyGMOの差を考えると、このコストが大きすぎるものとは言えないだろう。
約定力の高さと信頼感
スワップポイントの高低だけならば他にも選択肢はあるのだが、僕がFXプライムbyGMOを選んだ最大の理由はこれ。
どんなにカタログスペックが高いFX会社でも、その通りに約定しないことには何の意味もない。
リスクが高いトルコリラという通貨だけに、急変時にしっかり逆指値が機能するかなど、この面は非常に大きな意味を持つと思っている。
目に見えない所もハイスペック?FXプライム byGMOの隠れた魅力。
インヴァスト証券は別の用途に
これは『FXプライムbyGMO』を選んだ理由ではないのだが、インヴァスト証券のトライオートFX口座は今後、自動売買機能をリピート系注文に使おうと考えている。いわゆるトラリピ系。
リピート系注文を始めるにあたり、口座が競合するからどうしようかなと思っていた矢先のスワップポイント下落だったので、このタイミングと思い口座を移した。
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僕は既に口座を保有していたが、これから口座開設する方は是非。
注意事項等の詳細は移動先のページでもご確認を。
参考:スワップ運用FX会社、特徴・スペック徹底比較!【FXプライム byGMO 選べる外貨】
参考:FXプライム byGMOのスマホアプリ『PRIMEアプリ S』使い勝手は如何に?
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