7月17日よりパートナーズFX nanoでのトルコリラ取扱い、即ち100通貨単位でのトルコリラ円取扱いを開始した。
従来扱いのあったパートナーズFX(PFX)と今回取扱いを開始するパートナーズFX nanoではスプレッド・スワップポイントが異なるので、果たしてそのスペックや如何に。
マネーパートナーズ、7月17日よりトルコリラ円100通貨単位取引可能に!
祝日だったからか、7月17日中に更新されなかったので18日の記事になったよ。
(この記事は速報につき、マネーパートナーズの取扱条件詳細については以下も参照。)
スワップ運用FX会社、特徴・スペック徹底比較!【マネーパートナーズ PFX / nano】
まずはスプレッド
スプレッドは3.8pips原則固定!
※コアタイム:10:00~28:00
PFXの通常時が2.9pips原則固定コアタイムあり(8月1日まではキャンペーンで1.9pipsに縮小)なので、それと比べると若干広めの数字になっている。
とはいえ、他社と比べても非常に狭い水準なので何も文句はない。
肝心のスワップポイントは・・・
100通貨あたり0.97、つまり1万通貨あたり97円!
同じく7月17日のPFXの付与額が103円/1万通貨なので、スワップポイントでも若干劣る結果に。
まとめ
このような形で、取引単位以外は従来のPFXの方が有利な状況に。
まあ、そういう差別化をしないとみんなnanoに流れるちゃうだろうから当然だろう。
アドバンテージは100通貨単位の取引
PFXとの比較もさることながら、スワップポイント・スプレッド共に他社と比べて圧倒的なものはないという結果になってしまった。
しかしながら、アドバンテージとなるのは100通貨単位の取引という点。これが本領を発揮するのは、積立形式でトルコリラを購入する場合だろう。
例えば、『毎月3万円・レバレッジ3倍』と決めてのトルコリラ円積立をしようとする。
購入する数量は『30,000円×レバレッジ3倍÷トルコリラ円31.700円≒2,839通貨』などと算出される訳だが、1,000通貨単位の取引の証券会社では『結局毎月3,000通貨』というパターンに陥りがち。
しかし、100通貨単位の取引が可能ならば『今月は2,800通貨、来月は2,900通貨、再来月は2,600通貨・・・』といったように、細かい調整が出来、ドルコスト平均法が効果的に機能する。
この点は大きな魅力だろう。
ドルコスト平均法
『毎月3,000通貨買う』ではなく、『毎月3万円分買う』などと出資額ベースでの定額積立を行うことで、安い時期には多く、高い時期には少なく買うことになり、結果として取得単価を引き下げることに繋がるというもの。
積立ならnanoが輝く!?
そんなこんなでマネーパートナーズの100通貨取引、スワップポイントは1位ではないけど積立するなら有利かも!?