スワップ運用手法

ドルコスト平均法で効率的に!トルコリラ積立のすすめ。

トルコリラに限らず、長期投資をする上では常にジレンマが付き纏うもの。

トルコリラを買いたいけど、買い時に悩む・・・
買ってすぐ下落したらどうしよう・・・
でも、買うのを待っている間にグングン上昇したら買いそびれるかも・・・

こんなことを考えたことはないだろうか。

僕自身も、トルコリラを増資しようかなあと思いつつ、そんなジレンマに囚われて中々踏み出せずにいる。

 

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そんな時は積み立てだ!

そんな時効果的な手法は、古典的ながらやはり積み立て

もちろん『毎月〇〇通貨』というように分割して購入するだけでもリスク回避の効果はあるのだが、レバレッジを固定した積み立てを行うことでドルコスト平均法的な効果でより優位に保有することができる。

 

ドルコスト平均法とは

一定期間ごとに、コストベース(※)で買付をすることで安い月に多く・高い月に少なく買うことになり、結果として取得平均単価を引き下げる手法。

※例えば『毎月、10万円×レバレッジ3倍分買う』など。

 

上記は直近12ヶ月間のトルコリラ円の終値と、10万通貨×レバレッジ3倍で購入した場合の数量。

1月の安値の時に購入数が増加し、結果として取得平均単価が各月の平均よりも引き下げられていることが分かる。

僅か7.5pipsと思うかもしれないが、11万通貨となると8,000円近い差が出ることになる。意外に侮れない。

これが長期になればなる程、値動きが大きくなるほど、大きな差になってくる。

しかし実体的には『円コスト平均法』だよね。

 

追記

積立はじめたよ。

ドルコスト平均法によるトルコリラ&南アランド積立開始!

 

レバレッジは3倍程度が妥当?

今の31円台のレートを基準にすると、レバレッジ3倍で10円程度、5倍で5円程度の下落に耐えられる。

ゆっくりと下落すれば平均取得単価も徐々に下がっては行くので、5倍がハイリスクすぎる、とは言わないが・・・

まあ僕が運用するなら3倍程度だろうか。

 

1通貨単位の優位性

さて、毎月〇〇通貨という買い方でも分散効果は充分にあるのだが、どうせならより効果を高める為にドルコスト平均法を使いたいところ。

例えば毎月1万円×レバレッジ3倍の積み立てとした場合、6月終値に対しては10,000円×レバレッジ3倍÷31.915円≒940通貨ということになる。

ここで問題になってくるのが、各社の取引単位だ。

940通貨を買いたいのに、取引Lotが1,000通貨単位では結局、毎月同数購入と同じになってしまう。

 

ドルコスト平均法を最大限に活かすのならば、1通貨単位取引が出来ることが望ましい。

1通貨単位が出来るFX会社というと、SBI FXトレードOANDA JAPANの二社がある。

 

二社の比較

こうして比較してみると、スプレッド・スワップポイント共にSBIFXトレードに軍配が挙がる。

 

積立の力は凄い

上記は毎月1万円×レバレッジ3倍でトルコリラ円を積み立てて行った場合の、経過月数と原資・累積スワップポイントを表にしたもの。

前提:トルコリラ円が先週末終値の31.38円、スワップポイント92円/1万通貨がずっと続いた場合。スワップポイント分の再投資は行わないものとする。

1年で積立原資12万円に対し、累計スワップ20,581円
3年で積立原資36万円に対し、累計スワップ175,729円
5年で積立原資60万円に対し、累計スワップ482,859円
10年で積立原資120万円に対し、累計スワップ1,915,595円

※ただし為替変動を除く

注意書きが最も大事な気はするのだが、それにしても侮れない積立&スワップポイントの威力。

スワップポイント分の再投資を行えば、このペースは更に加速する。

 

余談:SBI FXトレードには積立FXというサービスも

SBIFXトレードには積立FXというサービスがある。

毎日・毎週・毎月を選択して一定額ずつ定期的に購入をするというもの。1通貨単位という強みを活かして毎日数百円レベルの積み立てという芸当も可能。

スプレッド・スワップ面などを考えると通常のFXサービスで手動積立をした方が有利ではあるが、ものぐさな方は一考の余地あり。

また、トルコリラはレバレッジ2倍が上限。

 

積立するならSBI FXトレード!

1通貨単位取引&高スワップの条件を満たす、積立におすすめFX会社はやはりSBIFXトレード

僕も来月から積立しようと検討中。(検討項目は主に積立額。)

SBIFXトレード

 

ドルコスト平均法によるトルコリラ&南アランド積立開始!

 


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