2月8日16:00に発表された、12月のトルコ工業生産と小売販売。
先日のダウ・日経急落を経て、一度は29円まで回復したトルコリラだが、神経質な動きになっているので指標にも注視していきたい。
結果発表!
の前に、昨日(2月7日)1月財務省現金残高も発表されているので合わせてチェック。
まあ、流石にこちらは大して動かないだろう。
2月7日 16:00 トルコ1月財務省現金残高
予想情報なし、今回-15.5億トルコリラ。(前回-211.2億トルコリラ)
大幅に改善。(とはいえ、だから何?って程度なのだが・・・)
ところで現金残高ではないのだが、最近トルコは金の保有量を大幅に増やしたそうで。
トルコ、金準備で世界第10位を達成 -TRT 2018年2月8日
トルコは2011年9月に116.1トンの金準備を保有していたが、トルコ中央銀行が2011年10月に、所要準備として預け入れることが義務付けられているトルコリラの10パーセントを金にすることを可能にしたことから、2011年の第4四半期より金準備が増加した。
トルコ中央銀行の金準備が最近飛躍的に増えたことにより、今月(2018年2月)、インドを抜いた。
2018年2月現在の金準備が564.8トンに達したトルコは、こうして、ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によるランキングで、国際通貨基金を除くと世界10位にランクインした。
政府として通貨安にちょっと強くなったと言えなくもない。
・・・けど、だから何って言われてしまえばそこまでか。
2月8日 16:00 トルコ12月工業生産(前年比)
予想+6.4%に対し、今回+8.7%。(前回+7.0%)
2月8日 16:00 トルコ12月小売売上(前月比)
予想+0.3%に対し、今回+0.8%。(前回+0.3%)
2月8日 16:00 トルコ12月小売売上(前年比)
予想+4.5%に対し、今回+5.4%。(前回+4.1%)
本題はいずれも予想を上回り、数字自体も良好な結果に!
1月以降、指標は軒並み堅調でトルコに力強さを感じるね。
それが通貨価値に現れないのが悩ましいのだが。。
ダウ & 日経は?
さて、先日急落した株価の方はと言うと、ある程度の反発は見せながらもまだまだ全戻しには至らない状況。
この辺りで停滞する分にはまだ良いが、ただの戻りで更に底を探るような動きにだけ勘弁だ。
万が一にも安値更新するようなら、一度撤退も視野に入ってくる。
ダウ平均1時間足
日経平均1時間足
これらを受けてトルコリラ
ドルトルコリラ(USD/TRY)15分足
指標は良かったのだが、トルコリラの反応は悪く3.8を超えてしまった。
一先ず3.82で止まったかという感じがあるので、回復に期待。
参考:ドル円(USD/JPY)15分足
急落後再び109円を割ったが、一先ずは109円半ばで落ち着いた様子。
ダウもまだまだ落ち着いたとは言えないので、暫くは警戒が必要か。
結果、トルコリラ円(TRY/JPY)15分足
こちらは何とか28.6円で踏ん張っている。
この28.6円というのがミソで・・・
トルコリラ円(TRY/JPY)1時間足
先月末以来、28.6円台で実に4度反発を見せている。
いよいよ堅いとの見方も出来るが、ここを割るとちょっと怖い。急落以後、高値は切り下がっている点も要警戒。
追記・・・
2月8日夜ダウは再び1,000ドル超の急落、安値を更新。
これに伴い、トルコリラも一時28.3円付近まで下落。
目先では2月8日高値の28.9を超えられるか、12月末安値(史上最安値)の28円で耐えきるかがターゲットに。
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