高いスワップポイントが魅力の、トルコリラ。
高金利通貨の中でも特に高い政策金利 & スワップポイントが人気の通貨である。
せっかく運用するのならば、やはりスワップポイントの高いFX会社で運用をしたいところ。
じゃあ、スワップポイントの高いFX会社とはどこか?
主要なFX会社についてランキング形式でスワップポイントをまとめたので、参考にして頂きたい。
この記事のまとめ
- スワップポイントランキング1位はサクソバンク証券
- 先月の平均付与額は79.21円/1万通貨
- ただし、政策金利の発表後はインヴァスト証券が強い
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スワップポイントランキング!
順位 | FX会社 | TRY/JPY | SWP 引出 | 詳細 | |||
買 | 売 | スプ | 最低 単位 |
||||
![]() | サクソバンク証券 | 79.21 | -99.48 | 3.40 | 5,000 | 〇 | 詳細 |
![]() | みんなのFX | 76.93 | -76.93 | 1.70 | 1,000 | 〇 | 詳細 |
![]() | LIGHT FX | 76.93 | -76.93 | 1.70 | 1,000 | 〇 | 詳細 |
くりっく365 | 76.52 | -76.52 | 3.24 | 10,000 | × | ||
マネーパートナーズ nano | 75.52 | -76.52 | 3.80 | 100 | 〇 | 詳細 | |
インヴァスト証券 | 74.14 | -104.14 | 5.50 | 1,000 | 〇 | ||
ヒロセ通商 | 72.79 | -102.79 | 1.70 | 1,000 | 〇 | 詳細 | |
FXプライムbyGMO | 68.79 | -89.83 | 4.80 | 1,000 | × | 詳細 | |
マネーパートナーズ PFX | 68.38 | -74.48 | 1.90 | 10,000 | 〇 | 詳細 | |
SBI FX トレード | 65.89 | -70.89 | 1.89 | 1 | 〇 | 詳細 | |
GMOクリック証券 | 61.55 | -71.55 | 1.90 | 10,000 | 〇 | 詳細 | |
セントラル短資FX | 48.97 | -68.97 | 1.70 | 1,000 | 〇 | 詳細 | |
マネースクエア | 17.14 | -77.03 | 10.00 | 10,000 | 〇 |
第1位:サクソバンク証券!
- トルコリラ円スワップポイント第一位・平均79.21円/1万通貨で第一位!
- 南アフリカランド円スワップポイント平均13.55円/1万通貨!
※3月末のスワップ急騰期間を除いて計算。
月曜午前3時から取引可能なのが特徴のFX会社。(米国夏時間期間は午前4時から)
外資系故に国内FX会社と少し勝手が違うが、スワップ運用におけるスペックは抜群。
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詳細スペック:スワップ運用FX会社、特徴・スペック徹底比較!【サクソバンク証券】
第2位:みんなのFX!
- トルコリラ円スワップポイント平均76.93円/1万通貨!スプレッド1.6銭!
- 南アフリカランド円スワップポイント平均12.00円/1万通貨!
- メキシコペソ円スワップポイント平均11.07円/1万通貨!
トルコリラに限らず、スワップ運用ならココ!と言い切れる。
どの通貨も安定してスワップが高水準で、どんなスタイルで運用するにしても絶対に抑えておくべきFX会社。
人民元の取り扱いも始まり、多用な運用方法が期待できる。
同スぺックの新サービス『LIGHT FX』も要チェック!
詳細スペック:スワップ運用FX会社、特徴・スペック徹底比較!【トレイダーズ証券 みんなのFX】
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第3位:LIGHT FX!
- トルコリラ円スワップポイント平均76.52円/1万通貨!
- 南アフリカランド円スワップポイント平均13.55円/1万通貨!
- メキシコペソ円スワップポイント平均11.77円/1万通貨!
取引所FXと呼ばれ、複数のFX会社を通じて取引が可能な『くりっく365』はスワップ運用は非常にハイスペックで支持が厚い。
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くりっく365ってナニ?店頭FXと取引所FXの違いは如何に。
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番外編:サヤ取りならマイナススワップが小さい『セントラル短資FX』!
- トルコリラ円『売り』スワップポイント-72.52円/1万通貨!
- 南アフリカランド円『売り』スワップポイント-12.00円/1万通貨!
メキシコペソならセントラル短資FX!なのだが、実はトルコリラ・南アフリカランドは逆にスワップポイントが低い。
裏返せばマイナススワップも低いということであり・・・そう、サヤ取りの売り口座としても非常に優秀である。
メキシコペソなら買い、トルコリラ・南アフリカランドなら売りと使い分けると非常に優秀な口座となる。
詳細スペック:スワップ運用FX会社、特徴・スペック徹底比較!【セントラル短資FX】
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スワップポイントは、FX会社によって付与額だけでなく付与のクセも異なる。
- 毎日規則正しく同額を付与するFX会社
- 水曜日の3倍デーがやたら少ない会社
- 毎日変動の激しい会社
こういったFX会社が混在する中で、一日一日の付与額を見比べて
「あっ、今日はここが高い!」
「ちょっとこの会社下がったな~」
と、一喜一憂するのはナンセンスである。
FX口座からお金を出金して、他のFX会社に移すには2,3営業日掛かってしまう。
それに、ポジションをそのまま移動することはできないので一度決済する・・・つまり、スプレッド分のコストを支払う必要がある。
- 移動している間に上昇したら、その分の利益は得られない(機会損失)
- スワップポイントの数円の差と、スプレッドのコスト、どっちが高い?
こういうことを考えると、長い目で見て有利なのは長期的に安定して、高スワップを提供し続けているFX会社を選ぶことである。
そのために、当サイトでは『1ヶ月間の平均付与額(付与総額÷付与日数)』を基準とし、ランキングとしている。
(総額ではなく平均にしているのは、付与カレンダーの違いによる条件のバラつきを均衡化するため)
『1日だけ切り出した額』や『週間』などの短期スパンではなく、長い目で見て考えて頂きたい。
逆に、これ以上長いと周辺環境の変化など他の要素が加わってしまうと考えて1ヶ月が適性としている。
そもそもトルコリラとは
トルコリラとは、ヨーロッパとアジアの中間であるトルコの通貨、リラのことである。
政策金利が極めて高いのが特徴で、その分スワップポイントも非常に高い。
通貨のレートとスワップポイントの比率だけで考えると、全通貨中ナンバーワンのキングオブ高金利通貨である。
反面、高いインフレやエルドアン大統領による独裁的な政治体制、アジアとヨーロッパの中間という地理的要因から来る地政学リスクなど不安材料も多い。
トルコリラを使った投資戦略
トルコリラはスワップポイントが極めて高い通貨なので、運用をする上ではこれを利用しない手はない。
- ポジションを長期保有する『バイアンドホールド』
- リスクを無くした『サヤ取り』
トルコリラの特性を最大限活用するなら、この二つの戦略が軸になってくる。
バイアンドホールド
ポジションを長期保有し、その間スワップポイントを受け取り続ける運用方法。
通称ガチホ。(ガチホールド)
トルコリラの高いスワップポイントの恩恵を全力で受けることができ、
- レバレッジ1倍:年利約20%
- レバレッジ2倍:年利約40%
- レバレッジ3倍:年利約60%
という極めて高い運用が見込める。
・・・が、これはあくまでもトルコリラのレートに変動がなかった場合の話。
トルコリラが下落すればこれ以上の損失を受ける可能性がある。
反面、トルコリラが上昇すれば更に大きな利益を得られるかもしれない、ハイリスク・ハイリターンな運用方法。
おすすめはレバレッジ2倍。
サヤ取り
- スワップが高いFX会社で買いポジション
- スワップが低いFX会社で売りポジション
を同時に持つことで、トルコリラのレート変動による損益を±ゼロに。
リスクを排除してスワップポイントの差額だけを安全に受け取る投資方法。
期待利益は年間約13%と低くなるが、リスクの大きいトルコリラを運用する上では有効な戦略の一つ。
大損するよりは、確実な利益を積み上げたい・・・という方には是非。
※2019年7月の政策金利引き下げによってスワップポイントが変動、現在トルコリラでサヤ取りをするメリットは薄い。
利益率等を総合的に考えると、メキシコペソでのサヤ取りを推奨。
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