先日の記事で憲法改正案が賛成になった今、中銀の独立性が一層問われるとの旨を申し上げたが、その政策金利が早速明日発表される。
トルコ憲法改正、今後の注目は?実質的発効は2019年大統領選後!
先日の仏大統領選を終えてトルコリラは大きな窓を開けて上昇しており、ここで更に押し上げることが出来れば反転の転機となり得る・・・かも。
2017年4月のトルコ景況感・設備稼働率と仏大統領選と。トルコリラ円75日平均線上へ。
トルコリラ日足はこんな感じ
ドルトルコリラ(USD/TRY)日足
トルコリラ円(TRY/JPY)日足
北朝鮮警戒が和らいでのドル上昇もあり、対ドルではトルコリラ下落、対円では上昇。
75日平均線は何度も壁になってきたけども、トルコリラ円ではクーデター以来初めて上向きで上に抜けた。このまま上昇すれば21日平均線とのゴールデンクロスになりそうな素敵な状態。
当面の目安は2月下旬の高値ドルトルコリラ3.55、トルコリラ円31.68辺りか。
政策金利予想
26日にTCMB(トルコ中銀)が政策金利を発表。トルコリラが反応する可能性も!? -M2J オセアニアレポート 4月25日
TCMBのチェティンカヤ総裁は4月20日、「(トルコリラ安や原油高などの)コスト押し上げ要因のタイムラグの影響がインフレを短期的に高水準に維持するだろう」と指摘。「インフレ見通しが著しく改善されるまで金融政策の引き締めスタンスを維持する」と表明しました。
インフレ圧力と、利下げ圧力&景気低迷の板挟みの中で、TCMBが26日の会合でどのような判断を下すのかに注目です。市場では、3つの政策金利はすべて据え置かれるとの見方が有力。一方で、後期流動性貸出金利は、「据え置き」と「利上げ」で見方が割れており、利上げの中でも、幅が「0.25%」「0.50%」「0.75%」と分かれています。そのため、いずれの結果になってもトルコリラが反応する可能性があります。
(抜粋)
トルコ中銀総裁の発言を文字面で見ると、据え置き・利上げ両面で受け取れるように思えるが・・・・
素人考えとしては、著しい改善に至るには利上げすべきなのではと思うところ。インフレ率以外の指標は良い感じだしね。
そんな政策金利は日本時間26日20:00発表予定。要注目。
2017年4月のトルコ政策金利。後期流動性貸出金利引き上げでトルコリラ円31円台へ!
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