9月15日16:00に発表されたトルコ7月の経常収支と6月失業率。
利下げ圧力懸念が囁かれる中、昨日の政策金利を無事通過。スワップポイントも回復傾向で、追い風となるか?
・・・と思っていたら、またまたミサイル。
北朝鮮の弾道ミサイル、再び日本上空通過 グアムへ届く飛距離 -ロイター 2017年9月15日
北朝鮮は15日朝、日本上空を通過する弾道ミサイルを再び発射した。ミサイルは首都・平壌付近から東へ約20分間飛行し、北海道襟裳岬の東方約2200キロの太平洋上に落下した。飛距離は前回8月29日に発射した中距離弾より約1000キロ延びており、方角を変えれば米領グアムに届いた可能性がある。
<中距離弾の火星12型か>
北朝鮮のミサイルは日本時間午前6時57分、平壌近郊の順安付近から発射。7時04─06分に北海道上空を通過し、7時16分に襟裳岬の東方2200キロの海上に落下した。韓国軍合同参謀本部によると、最高高度は770キロ、飛距離は3700キロだった。
小野寺五典防衛相は防衛省で記者団に、「(北朝鮮から)グアムまでは3400キロ。十分そこまで届く飛翔距離が出た。8月29日に発射された火星12型と同様の中距離弾道ミサイルだった可能性がある」と説明。「弾道ミサイルの性能と信頼性を着実に向上させている」と語った。海上自衛隊はP-1哨戒機を派遣し、落下したとみられる地点の状況を確認している。
<日米韓は事前に警戒>
北朝鮮の弾道ミサイルが日本上空を通過したのは6回目。前回8月29日のミサイルは同じコースを飛び、飛距離2700キロ、最高高度は550キロだった。
北朝鮮は9月3日に6回目の核実験を実施。国連安全保障理事会は11日、北朝鮮に対する原油や石油製品の輸出制限を含む新たな制裁決議を全会一致で採択した。これに北朝鮮は強く反発していた。日米韓など各国は新たな挑発を警戒。安倍首相はインドから日本への帰国時間を繰り上げていた。
9月9日建国記念日に撃つことなく、このタイミング。場中に撃った方が儲かる説もあながち・・・
とは言え昨日から発射台移動などと報道があり、予想もされていたので影響は比較的小さいか。
撃った方向・時間帯は前回と概ね同じなのだが、南寄りなら韓国、北寄りならロシア上空を通過しかねない、かつ実被害が出ないよう航空機の少ない時間を選んだ。という説が囁かれている。割とビビリ。まあ当たり前か。
しかし今年2回目にして既に慣れてしまっている感があるのが怖い・・・
結果発表
9月15日 16:00 トルコ7月経常収支
予想-52.7億ドルに対し、今回-51.2億ドル。(前回-37.6億ドル)
9月15日 16:00 トルコ6月失業率
予想10.4%に対し、今回10.2%。(前回10.2%)
どちらも予想より僅かに良い、くらいの結果。
残念ながら失業率一桁とはならなかった。前回申し上げた通り、周期的には5-6月が底。
とはいえ、以降の一桁は難しい気もする。年末までの上昇幅を如何に抑えられるかがポイント。
2017年5月のトルコ失業率は1桁ならず。グアム攻撃様子見との報道で回復ムード!
これを受けてトルコリラ
ドルトルコリラ(USD/TRY)15分足
やや上下はしているものの、指標自体はほぼ無風。
それ以上に、昨日22時以降にドルが崩れた流れでトルコリラも上昇しているのが大きい。2日ぶりに3.43台へ。
ドル円(USD/JPY)15分足
昨日の111円タッチからの乱高下を起点に、正直ナニコレってレベルの値動き。
今朝のミサイルで109円台半ばまで下落、その後111円台まで、1日で2円近く上下。
Jアラートでショート&ドテンを繰り返してれば良いんじゃないかって気さえしてくる。
結果、トルコリラ円(TRY/JPY)15分足
ミサイル後、ドルトルコリラはほぼ横ばい、ドル円は大幅上昇ということで、トルコリラ円も大きく上昇!
これはいよいよ32円台定着となるか!?
トルコリラ円は年初来高値更新
トルコリラ円(TRY/JPY)日足
5月・6月の32円タッチ、9月頭の32円から核実験&ミサイルを乗り越え、年初来高値を更新中!
あとはそうだね、今週末に北朝鮮がやらかさないことを祈って寝よう。
スワップポイントも回復中!
※9月15日21時現在調査できた範囲。各社1万通貨あたり。SBI FXトレードは他社と揃える為1日ずらして表記。
先日、中銀の買いオペで急落したトルコリラスワップポイントだが、やはり下落は一時的なものと見てよさそうだ。
18日(月)が日本祝日につき、9月15日は付与のないFX会社も多いが・・・(FXプライム byGMOは月曜が付与無し。)
GMOクリック証券、FXプライム byGMO、ヒロセ通商はほぼ回復したと言っていいだろう。
マネーパートナーズ、SBIFXトレードも戻してきているが、念の為月曜の様子を見届けたいところ。
トルコリラスワップポイント急落!中銀買いオペによる短期金利急落が原因か。
2017年9月のトルコ政策金利、全て据え置きでスワップポイントも回復の兆し!
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