ドル円が大きく崩れる中、昨日の経常収支に続いて発表された11月のトルコ失業率。
先月の失業率の記事でも触れたが、トルコの失業率は10~12月頃がピーク。つまり、この時期に発表される指標は悪い数字になりがち。
この状況下であんまり悪い数字出して欲しくないのが本音だが・・・
しかし今更だけど、前々々月の指標が発表されるって結構集計遅いよね。
その前に昨日の米インフレ&小売
さて、その前に昨日の経常収支の発表後には1月の米インフレ率と小売売上が発表。
主要どころだけ見てみると・・・
2月15日 22:30 米1月インフレ率(前年比)
予想+1.9%に対し、今回+2.1%。(前回+2.1%)
2月15日 22:30 米1月小売売上(前月比)
予想+0.2%に対し、今回-0.3%。(前回±0%)
インフレは予想より伸びているのに、小売は伸びていない、どころかマイナス。
これは即ち消費の冷え込み。続くようなら警戒すべきシグナルなので、頭の片隅に入れておきたいところ。
これを受けてドル円(USD/JPY)15分足
昨日22:30に上ヒゲが出ているように、初動はインフレ率の表面数値に反応したのか、買い。
その後小売を見て冷静になったのか売り込まれ、再びドル106円台に突入したのであった。
それではトルコ指標、結果発表
2月15日 16:00 トルコ11月失業率
予想10.8%に対し、今回10.3%。(前回10.3%)
上昇予想を覆し、据え置き!悪化しがちなこの時期にこれは大きい。
来月・・・は厳しいとして、1月失業率(4月発表)辺りでいよいよ2016年5月以来の1桁が見えてくるのでは。
先日の経常収支はイマイチだったが、ここのところトルコ指標は非常に堅調なので、期待したい。
・・・が、市場全体の元気がないのが怖いね。
これらを受けてトルコリラ
ドルトルコリラ(USD/TRY)15分足
上記のドル106円台は「ドル安」だったのが幸いして、ドルトルコリラも下落(トルコリラ買い)傾向。
失業率指標の発表タイミングでも、小幅ながらトルコリラ買いが起きている。
結果、トルコリラ円(TRY/JPY)15分足
昨日22時過ぎに再び28円割れがチラつきながらも、何とか踏みとどまっている。
この28円の防衛線、何としてでも死守したい・・・!
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