FX会社スペック

ビザ相互停止によるトルコリラ急落、レート配信停止していた?

週初めの、米トルコ相互ビザ発給停止を受けてのトルコリラ急落騒動。

各社スプレッドも拡大し、ロスカットされてしまった方も多いようだが、どうにもFX会社によって底値はマチマチ。

気になった点があったので、少し調べてみた。

米職員逮捕で米トルコ相互にビザ発給停止!トルコリラ円一時30円割れ!

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10月8日トルコリラ円底値一覧

インヴァスト証券 : 29.355
SBI FXトレード : 29.061
FXプライム byGMO : 28.405
GMOクリック証券 : 28.233
セントラル短資FX : 29.649
ヒロセ通商 : 27.173
マネーパートナーズ : 29.302

くりっく365 : 28.61

全てのFX会社を網羅した訳ではないが、僕の環境で確認できた値。(BID値、くりっく365以外50音順、僕調べ)

上と下を比べると2円以上、ヒロセ通商を除いても1円以上の開きがある。この差、スプレッドかと思いきや、どうやらそうでは無さそうだ。

 

ASK値の方が下?

まず疑問に思ったのが、僕が使っているFXプライム byGMOのASK値。

5分足レベルなのでスプレッドは測定できないが、ASK安値としては29.205という値を記録している。

※FXの2wayプライスにおいて、BID-売値、ASK-買い値を示すのだが、スプレッドが広がる場合、基本的にはどちらか一方が動くのではなく、BIDは下に、ASKは上に行って両方で拡大する。(上下均等な幅とは限らないが。)

なにが言いたいかというと、スプレッド拡大だとしたらFXプライム byGMOASKが他社のBIDよりも低いのはおかしいのでは?(ASK値はかなり高い値になる筈)ということ。

 

配信停止も?

Twitterや知人の声を聞くと、

ヒロセ通商で27円台逆指値刺さった
某社で29.0円の逆指値約定せず、ポジション生き残った

などなど、聞こえてくる声はマチマチ。

明確なソースを提示された訳ではないので話半分だが、そこで各社のチャートをよーく見てみると・・・

1分足や5分足で、本数が足りない(時間が飛んでいる)FX会社がチラホラ。(全社1分足で遡れた訳ではないので、社名は伏せる。)

中には20分近く飛んでいるところも。

 

問い合わせてみた

そこで少し気になったので、とりあえずメイン口座であるFXプライム byGMOに問い合わせをしてみることに。

すると、以下のような情報が得られた。

当時、インターバンクからのレート配信はストップしていた。
結果的に低い値とはなってしまったが、全注文を約定させる為、レート配信を止めないよう尽力していた。

つまり、レート配信が停止しているFX会社があってもおかしくない状況だった訳だ。恐らくその間は約定されなかっただろう。

※全社に確認した訳ではなく、あくまでも状況から得られる推察。

直後に1分足を確認していればより正確な情報が拾えたのだが、申し訳ない。

 

結果論とたられば論

今回は結果として数分~十数分程度の停止で、その後反発した為に一部の人(先述『某社で29.0円の逆指値約定せず、ポジション生き残った』人など)にはラッキーな結果だった。

逆に、FXプライム byGMOで28.5円とかでロスカットされてしまった人は運が悪かったかもしれない。

が、しかし。

これが反発せずに思いっきり下に抜けるような状況だったらどうだったろう。

配信停止していたFX会社は、更に下で再開されていたのではないだろうか。

そうすると、29円台、28円台、あるいは更に下の逆指値・ロスカットがスルーされて証拠金マイナス、なんて事態になっていた・・・かもしれない。

僕は正直、問い合わせの回答を聞いてゾッとした。

勿論その状況下でも約定が100%保証される、という訳ではないのだが、並べた時にどっちが安心できる?という話だ。

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資金管理には余裕を

さて、今回のもう一つの教訓として、当たり前だが、急変時にスプレッドは拡大するということが再認識できた。

特に今回は月曜早朝ということも要因ではあったが、思い返せばクーデター未遂も金曜日NYクローズ直前だった。残念ながら、危機は曜日を選んでくれない。

例えば『25円までは落ちない!』と考えているならば、スプレッド拡大も考慮して実際のロスカットラインが24円や23円になるように資金を調整しておいた方が良いだろう。

 

まとめ

今回の急落騒動、表面上の底値レートだけで判断は出来ない。

いざという時、レート配信停止すると何も出来ない。(今回は結果論オッケーだったかもしれないが。)

スプレッド拡大も考慮した資金管理を。

何が起きるか分からないトルコリラ。そんなことも考慮して、余裕を持った運用を。

 

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