Brexitによって加速していた円高ムードだが、参院選で自民大勝したところでバーナンキ前議長来日など経済政策発動?ヘリマネ来るか?なんて期待からこの1週間で5円以上の円安に。
それに引っ張られてトルコリラ円もいい具合に回復してきて久々の37円台が見えてきそう。(6月24日以来。)
トルコリラ円日足
およそ2016年1月からのトルコリラ円日足。安定した右肩下がりである。(しかし6月24日のヒゲ長い)
線を一本引くならこんな感じだろうか。
この線を意識すると、まだまだ緩やかに下落しそうだが・・
少し短めの目線で引いてみると、この辺りが転換点に見えないこともない。
水平線を考えても、目先のターゲットは38円だろう。ダウトオール首相の退任報道依頼だね。(遠い目)
ドル円日足を見てみる。
こちらも安定感ある右肩下がり。
この線だけ見ると、転換にはまだまだ壁がありそう。月末の日銀政策決定会合でヘリマネ決まってぶち抜けば、あるいは?
下落の比較
トルコリラ円とドル円のチャートを重ねてみると上記の通り。当然だがよく似た落ち方をしている。(不健康な色がドル円)
離れ具合を見ると3月半ば~4月はトルコリラが強く、5月はトルコリラが弱い。
ドルトルコリラのチャートを見るとこの通り一致する。
5月に明らかに潮目が変わっているが、それ以外の時期を見てみると緩やかにトルコリラが買われていることが分かる。
やはりドル円ショートでヘッジしつつホールドするのが良さそうである。
年内に2.8くらいに到達しないかな(希望的観測)
一方僕のポジションはと言うと
11日の記事にも書いた通り、やや出遅れてドル円のショートを利確。ついでにトルコリラ円を3枚買い増し。
その後、安倍首相とバーナンキ前議長の会談が終わって「財源どこだよ」っていう失望感漂う中、円安ここまでかと思い113円くらいで再度ドル円ショート。
更に、ドル円の一部は「フランス問題とかでユーロ下がったらムフフ」なんて下心でユーロ円ショートに置き換え。(ドル円S10万通貨、ユーロ円6万通貨)
結果、上記の通りもっと円安になるしユーロドルは上がるしイマイチな感じに。
良いんだ、5月と違ってホールドし続けているよりいい結果だったから。
今月の残りイベント
7月も半ば。
月末の日銀政策金利決定会合は当然ながら最大の注目。
その前に注視したいのが、7月19日夜発表予定のトルコ政策金利。
いわゆるトップラインになる一週間物レポ金利は7.5%で据え置きの予想だが、上限金利になる翌日物貸出金利は9.0%→8.5%に5ヶ月連続の引き下げが予想されている。
レートには大きな影響を与えないかもしれないが、いずれまたスワップポイントが低下することになるだろう。政策金利と上限金利の差が1.0ポイント。そろそろこの辺で食い止めて欲しいねえ。
それと7月15日16:00にトルコの失業率が出た。予想9.9%に対し、結果9.3%(前回10.1%)と非常に良い結果。
でも17:00の財政収支はイマイチな結果。共にほぼ無風であった。
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