僕はスワップ運用を行うにあたりインヴァスト証券のトライオートFXを利用している。
以前の記事で、「スワポだけで引き出し可能」「スワポ高め」「スプレッド狭い」という理由でご紹介したが、今日はそのスマホアプリの使い心地についてご紹介したい。
まず結論から
スワップ派として長期運用を前提、たまにポジション整理をする程度であれば何も不満はない。事実、僕もほぼ全てスマホで取引をしている。
ただし、高性能なテクニカル指標を表示しながらゴリゴリ取引するには厳しい。というかほぼ無理。また、決して痒い所に手が届く使い勝手でもない。
でもGooglePlayの評価は3.9。意外と高い、と思ったけど評価者が9人しかいない。
相場観がよく分からないけど、個人的な感想としては食べログ基準で言うと3.1か3.2くらいだと思う。でも、『スワップするには充分だよ!』ということをお伝えしたい。
ちなみに僕はAndroidユーザだけど、iPhone版もそれ程変わらない筈。多分。
スマホアプリを起動
起動して最初に表示されるのはレート一覧の画面だ。前回終了時の画面とかではなく、固定でこの画面。
右上の『設定』ボタンで並び順を好きに変更することが出来る。僕はドル円ユロ円を上に残してトルコリラ円・南アランド円を次に持ってきている。後は確かデフォ並び。
横にスライドするとパネルのサイズを変えることができる。
正直、頻繁に変えるもんでも無いし、こんな切り替えやすい必要はないと思う。むしろたまに誤スライドしてイラッとする。
L、Mの大きさはこんな感じ。
肝心のチャート画面
以下に機能的な不満を述べていく。
・10分、15分足がない。(選べるのは1分、5分、30分、1時間、4時間、日、週、月)
・平均移動線とか、ボリンジャーバンドとか、そういうのはない。
・レートの数値が左側表示
・十字線とかが表示できない
・↑の為、「この足って何時だ?」っていうのを確認するにはチャートを左右にずらして、見たい足を縦軸の点線に重ねないといけない。
・同じく、「この足の高値安値いくらだ?」ってのが正確に見えない。
・チャートからの注文は出来ない。(上のレート一覧画面から。)
言っちゃ何だが、低性能もいいとこだ。
その他出来ない事など。
各画面右上のボタン(三みたいなのね)を押すとメニューが表示される。
『入出金』『Myページ』『公式サイト』『マニュアル』『設定』『ログイン/ログアウト』と選べるのだが。前三つはブラウザ起動、マニュアルはpdf表示、設定は以下の画面(約定のプッシュ通知について)である。
どれもアプリ機能とは言い難い。まあ、ブラウザで出来るから困りはしないんだけどさ。
ログインとホーム画面
ここはそれほど不満はない。
ID・passも保存可。自動ログインはしない。
ログインすると残高や評価損益の確認、注文が出来るようになる。
赤丸には約定した注文・発注している注文の合計件数が表示される。枚数ではない。
敢えて不満を述べると、『自分が今保有している数量が一目で分からない』ということくらいか。(下記注文画面では確認できる)
注文画面
レート一覧からお望みの通貨ペアをタップするとこの画面に遷移する。(画像では塗りつぶしちゃったけど、中央らへんの平均約定価格、pips、数量、損益の横には自分の保有しているポジションのサマリが出るよ。ホーム画面にも出してほしいね。)
チャート画面の「M」ボタンから成行のクイック注文も可。
『買/売』ボタン及びその下のレートをタップすると成行注文画面に遷移する。『指値/逆指値』ってところをタップすると指値注文画面に遷移する。
画面は至って普通。
成行でもそうなんだけど、利確及び損切がレート指定ではなく『幅』指定なのがちょっと不満。慣れと趣味の問題かもしれないけど。
その他機能を雑に紹介
ニュース画面もあるよ。使ってないけど。
自動売買する時の『仕掛け』(ルール)の実績ランキング。
この画像を見て分かる通り、優劣というよりも「この期間はポン円のショートが儲かった」という結果でしかないように思える。まあ、今は関係ない話なので割愛。
機能的というか根本的な不満
アプリ起動すると10回~20回に一度くらいの割合で『メモリ不足』とか『初期化処理に失敗』とかいって起動に失敗する。
とはいえ、すぐに再起動可で連続することも無いので許容範囲。
ほぼ愚痴を並べただけだけど
デイトレやれって言われたら無理ゲーだけど、普通にレートとチャートを見て、普通に注文して、普通にスワポを受け取る。その上ではちょっとした不便は感じても、困ることは無い。
なのでトライオートFX、安心してご利用ください。口座開設は以下のバナーからどうぞ。