3月23日朝、強烈な目覚め。
ドル105円割れ!
トルコリラ一時26円割れ!
ドルトルコリラ4.0超え!
28円割れておはぎゃあとか言って、1ヶ月もしない間にこれだよ・・・
きっかけはやっぱり、あの人?
トランプ大統領、中国製品500億ドルに知財制裁関税 -ブルームバーグ 2018年3月23日
トランプ米大統領は22日、ホワイトハウスで少なくとも500億ドル(約5兆2800億円)相当の中国製品への関税賦課を命じる大統領令に署名した。中国による知的財産権侵害への制裁措置としているが、既に高まっている米中通商関係の緊張が一段とエスカレートする恐れがある。米株は急落、ボーイングが大きく下げた。
USTRが公表したファクトシートによれば、米国は中国の政策が米経済に及ぼした打撃への代償として、一部の中国製品に25%の関税を課す。提案する対象製品リストには航空宇宙や情報・通信技術、機械が含まれる見通しで、USTRはリストを向こう「数日」中に公表する予定という。
トランプ大統領はホワイトハウスで署名する際に、「多数のうちの第1弾だ」と記者団に語った。
対中制裁関税に中国は鋭く反発しており、崔天凱駐米大使は「貿易戦争をわれわれは望まないが、それを恐れてはいない」と発言。「われわれに貿易戦争を仕掛けようとする者がいたら、必ず反撃し報復する。断固たる態度を取ろうとする人たちには、断固たる態度で応じ、どちらが長く続くか試すだろう」と語った。
米シンクタンク、大西洋評議会の米中関係専門家、ロバート・マニング氏は、中国の当初の反応は多くの人が恐れているほどは強くないかもしれないが、対立は容易にエスカレートしかねないと指摘。「恐らく中国の反応は交渉を通じて打開策を探そうとする控えめなものになるだろう。関係が険悪化した場合、最終手段に訴えるのではないかと私は懸念している」とした上で、最終手段とは「数千億ドル」相当の米国債売却であり、そうなれば市場は暴落し、米金利は上昇するだろうと述べた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-03-22/P6048YSYF01S01
かねてより懸念されていた、対中の巨額関税。
とうとう大統領令に署名がされ、貿易戦争を含めた経済不安から米株下落、円高、全面リスクオフへ。
なお、先日報じられた鉄鋼・アルミニウムに対する関税についてはEUほか6ヵ国が当面除外とのことだが、日本は除外リストに含まれておらず、こちらの影響も懸念される。。
また、先日報じられたマクマスター大統領補佐官の退任も正式に決定したようで、更に追い打ちを掛ける形となった。
急落のご様子
ドル円(USD/JPY)5分足
ドルトルコリラ(USD/TRY)5分足
トルコリラ円(TRY/JPY)5分足
南アランド円(ZAR/JPY)5分足
メキシコペソ円(MXN/JPY)5分足
26円、約定する。
今回の急落で、一時26円を割り込んで26円の指値が約定。
少し前の記事でも書いたが、USD/TRY4.0を目指すと26円台前半、一時割れるのもあり得るとは想定していたが、正直3月中に刺さるとは思っていなかった・・・
このままドル100円まで円高になると、25円である。
トルコリラはセリクラとなるか
南アフリカランド・メキシコペソの下落に比べ、トルコリラの下落は急激。(戻りの率は同じ程度)
雰囲気的にはセリングクライマックス感もある。
4.0を付けたことで達成感があり、トルコ側も悪材料出尽くし感からこれから回復・・・というのを期待したいのだが。
期待する一方で、下落の想定も当然必要で、個人的には24円くらいまでの下落は覚悟している。
まだ欧州時間を迎えていないこともあり、判断するのは早計。買いに動くのは週明けからでも遅くないのではないだろうか。
あとは対ドルでの最安値をマークしたことから、中銀介入という可能性も出てくる。どうか一つ。
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