トルコリラスワップ運用、その実態2017年7月版。
・・・というよりは、最近半ばトルコリラ2017年7月まとめみたいな感じである。
月初のポジション
トルコリラ円ロング 10万通貨(29.500円)
ドル円ショート なし
時価評価総額 1,123,980円
(評価損益) +241,400円
使用口座はFXプライム byGMO
スワップ競争激化の感はあるものの、日々の上下に一喜一憂するのではなく今までの信頼感があるFXプライム byGMOで継続運用中。
6月最終週のスワップポイント累計を見るに、どうやら間違いではなかったようだ。
トルコリラスワップ週間比較、安定感の勝利?【2017.6.26-30】
僕がトルコリラ口座をFXプライム byGMOに変更した5つの理由。
ついにインフレ前月比マイナス
2017年6月のトルコ生産者・消費者物価指数。ついにインフレ前月比マイナス!
5月の消費者物価指数(6月発表)で減速の気配を見せたインフレ率、ついに前月比マイナスで改善に向かうという記念すべき結果!
・・・しかし、残念ながらトルコリラは売られるのであった。
年内利上げ観測再燃?
2017年6月FOMC・ADP雇用統計と。ドルの勢いに押されトルコリラ下落。
2017年6月雇用統計、相変わらずドル強いがトルコリラも巻き返す!
6月のFOMC声明にて、後退したと思われていた2017年3度目の米利上げの可能性が再浮上。この期待から一時ドルが勢いを増す。
・・・が、月後半には失速したけどね。
クーデター未遂から1年。
明日でクーデター未遂から1年。非常事態宣言の更なる延長とトルコリラの見通しなど。
7月15日で、2016年のクーデター未遂から丸一年。併せて非常事態宣言も2年目に突入。
改めて思うと、運用を始めた年にクーデター未遂って中々ないよね。なくていいんだけどね。
フィッチ格付けは据え置き
フィッチによるトルコ格付けはBB+(安定的)に据え置き、ほぼ無風通過か。
少々突発的に思えるタイミングでの格付け発表。
わざわざ急にやるくらいだから格上げ(投資適格級復帰)か?と思ったがそんなことはなかった。
思わぬ伏兵?
2017年6月のトルコ住宅販売数が悲惨な結果でトルコリラ急落!一時30円台に!
普段であれば全く気にされない指標なのだが、タイミングが悪かった。
ドルが弱含んだりトルコリラも方向感が見えなかったり、全体的にモヤモヤしたタイミングでのバッドニュースは急落を招いた。
政策金利は頼もしい
2017年7月のトルコ政策金利、利下げ圧力に屈せず全て据え置き!
政権(エルドアン大統領)からの利下げ圧力が・・・なんて懸念もあったが、政策金利は無事据え置き。
そして、インフレが高止まりする限り引き締め継続という頼もしい声明が出された。
トルコリラの値動きとしては限定的だったが、投資家にとっては非常に良い内容だったのでは。
なお、8月は政策金利の発表なし。
FX会社の動向
5月の新規参入ラッシュに端を発するトルコリラ円スワップポイント&スプレッド競争。
7月に入って落ち着くかと思いきや、むしろ激化の気配さえ・・・?
マネーパートナーズが100通貨取引開始
マネーパートナーズ、7月17日よりトルコリラ円100通貨単位取引可能に!
マネーパートナーズ『nano』、トルコリラ円100通貨単位取引のスペックは?
従来トルコリラはPFXのみでの取り扱いにつき、1万通貨単位でしか取引できなかったマネーパートナーズが、100通貨単位取引のパートナーズFX nanoでトルコリラ円の取扱を開始。
・・・なのだが、スワップポイント・スプレッド共にPFXには一歩劣り、小口という意味では1通貨単位取引が出来るSBIFXトレードに軍配が挙がる。
全くエッジが無い訳ではないのだが・・・。
GMOクリック証券、スプレッド縮小
GMOクリック証券、トルコリラ円のスプレッドを2.9pipsに縮小!
スワップポイントで1位に君臨するGMOクリック証券がスプレッドまで縮小したもんだからもう凄いことに。
ちなみにその陰で外為どっとコムも2.9pipsに、ヒロセ通商も1.9pipsに縮小。
FXプライム byGMO、スプレッド縮小&スワップポイント112円固定
FXプライム byGMOも負けてない!トルコリラ円スプレッドを4.8pipsに縮小!【7.24-11.4】
FXプライム byGMO、トルコリラ円スプレッド縮小に続きスワップポイントを112円に固定!【7.31-8.31】
GMOクリック証券を追随するFXプライム byGMOは、期間限定ながらスプレッドを4.8pipsに引き下げ、スワップポイントを112円に固定。
メイン口座として使用する身としては非常に嬉しいニュースである。
スプレッドは他社に比べれば少々広めかもしれないが、トルコリラは取引頻度が高い訳ではないので許容範囲だろう。
スワップポイントについては、GMOクリック証券との頂上決戦となるだろうか。
7月のトルコリラの値動き
ドルトルコリラ(USD/TRY)4時間足
月初に大きく上げ(トルコリラ安)、中旬に戻してからは概ね横這い。
それだけならいいのだが、頂けないのはドルが弱い中でのこの状況。つまり、トルコリラも割と弱かったということだ。
当面は引き続き3.50割れを目指してほしいところ。
トルコリラ円(TRY/JPY)4時間足
月を通してほぼ31円-32円のレンジに収まるという事態。ややダウントレンドか。
やはり勢いよく32円を突き抜けてほしいところ・・・
参考:ドル円(USD/JPY)4時間足
3週間で約4円下落するという弱さ。
ドルが弱い分には構わないのだが、円高になるとトルコリラ的にも頂けないところ。
結果、7月末のポジション
トルコリラ円ロング 10万通貨(29.500円)
ドル円ショート なし
時価評価総額 1,094,850円
(評価損益) +182,800円(前月比-58,600円)
(当月スワップポイント +29,470円)
7月はトルコリラが若干下がったので評価損益が下がってしまった。
来月は112円の固定スワップがあるので、今月より増えるはず!
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