毎月恒例、トルコリラスワップ運用、その実態2018年7月版。
7月を一言でまとめると・・・『選挙後のグダグダ』。
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トルコリラスワポ生活、2018年6月を振り返る。
毎月恒例、トルコリラスワップ運用、その実態2018年6月版。 6月を一言でまとめると・・・『利上げと選挙』。 月初のポジション トルコリラ円ロング 10万通貨(29.500円) ドル円シ ...
月初のポジション
トルコリラ円ロング 10万通貨(29.500円)
ドル円ショート なし
時価評価総額 725,680円
(評価損益) -539,400円(前月比+14,600円)
使用口座はFXプライム byGMO
スワップポイントの高低は若干順位の構図が変わりながらも、一概にどこが強い!とは言えない状況。
約定力等々の優位性や、長期的なスワップポイントの実績からも引き続きFXプライム byGMOを使っていく予定。
最新スワップポイントはこちら:トルコリラ円最新スワップポイントランキング!【毎週更新】
僕がトルコリラ口座をFXプライム byGMOに変更した5つの理由。
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インフレは大幅悪化
消費者物価指数(前年比)は5月12.15% → 6月15.39%と大幅悪化。
選挙でエルドアンが勝利し、市場が悲観ムードの中でこの悪化は痛い・・・!
一方、本当は以前からこのくらいの水準だったのを操作していて、選挙も終わったので実態に近づけてきたのではという邪推も出来る。
いずれにせよ、この後月末に中銀は2018年末インフレ目標を引き上げ。2018年中の一桁回復はほぼあり得ない状況となった。
エルドアン、やりたい放題
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エルドアン就任演説・中銀法改正・新内閣人事でトルコリラ急落!【中銀総裁解任追記】
7月9日、トルコではエルドアン大統領による就任演説が行われ、新内閣の人事が発表された。 結果・・・トルコリラは1円近い急落! ・金融法改正による中銀独立性懸念 ・市場の信任が厚いシムシェキ氏経済担当外 ...
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- 新制度化の大統領就任直前に大規模粛清
- 新内閣にシムシェキ前副首相入閣せず
- 娘婿のアルバイラク氏を財務大臣に
- 中銀法を改正、総裁・副総裁を解任
- 再び利下げに言及
これら僅か5日間の出来事である。
今になって振り返れば、よくまあこの程度の下落で済んだなという独裁っぷり。
これで悪材料出尽くしだと良いのだが・・・。
対米関係は悪化
今回の火種は、2016年のクーデタ未遂に関与した疑いで拘束されていたアンドリュー・ブランソン牧師の身柄を巡る問題。
裁判所によって拘束の延長が決定され、米側は反発。
その後自宅軟禁に移されるも、トランプ大統領は制裁を示唆するなど未だ緊張は続いている・・・。
まさかの金利据え置き
エルドアンが利下げとか言ったところで、現状を鑑みれば1ポイント程度の利上げが妥当だろうという予想がされていた中、まさかの金利据え置き。
正副総裁も不在であり、これは明らかに大統領への配慮(圧力)だろうという見方から、トルコリラは下落・・・。
中銀の独立性の懸念なども広まる。
7月のトルコリラの値動き
ドルトルコリラ(USD/TRY)4時間足
明らかに上昇の原因になっているポイントが二つ。
7月9日からの一連のエルドアンの横暴、そして金利の据え置き。
現在、ドルトルコリラは4.9を超えて7月12日に付けた対ドル史上最安値がチラ付く水準である。
ここで踏ん張れるかどうか・・・しかし月初には恐怖のインフレ率が控えている・・・。
(参考)ドル円(USD/JPY)4時間足
ドル円はと言うと、一時113円を付けるもトランプ大統領のドル高・金利牽制発言で下落。
その後月末に日銀の会合で長期金利の変動が容認される考えが示されたことで円安方向に動く。
これが来月どのようになるかも注目ポイントである。
結果、トルコリラ円(TRY/JPY)4時間足
綺麗なダウントレンドである。
ここ数ヶ月、月初に下がって月末に上がるというプチアノマリーを見せていたトルコリラだが、今月はそれも叶わず22円台でのフィニッシュである。
この22円という数字は、即ちドルトルコリラ5.0の攻防でもあるので超・注目。
結果、7月末のポジション
トルコリラ円ロング 10万通貨(29.500円)
ドル円ショート なし
時価評価総額 615,880円
(評価損益) -673,200円(前月比-133,800円)
(当月スワップポイント + 24,000円)
見事急落である。
このまま原資(100万円)に回復するには、トルコリラが横這いだとして16ヶ月ほど掛かる計算。
これだけ下落しても1年半でお釣りが来るってスワポ恐るべし。
とはいえ、正直まだ下落は怖いのでコツコツとサヤ取りを増額中。
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