毎月恒例、トルコリラスワップ運用、その実態2018年8月版。
8月を一言でまとめると・・・『トルコショック』の一言に尽きる。
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トルコリラスワポ生活、2018年7月を振り返る。
毎月恒例、トルコリラスワップ運用、その実態2018年7月版。 7月を一言でまとめると・・・『選挙後のグダグダ』。 月初のポジション トルコリラ円ロング 10万通貨(29.500円) ドル ...
まずはこのチャートを見て頂きたい。
トルコリラ円(TRY/JPY)4時間足。
月初に22円台半ばだったトルコリラは、8月13日に15.2円台まで急落。
僅か2週間で30%超の暴落・・・トルコショックである。
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一時16円台まで急落!2018年8月10日トルコリラ暴落まとめ【トルコショック】
トルコリラは8月9日の夜から10日の夜にかけ、24時間で20%もの下落を見せた。 FX会社によってレートは大きく乖離しているが、底は16.2円前後。 ※FX会社によっては15円台に突入している場合も ...
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2018年8月については、この出来事が全てだったと言っても過言ではないだろう。
そして、8月末現在もこの問題は沈静化していない。
月初から牧師問題は燻っていた
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牧師の身柄を巡る米制裁でトルコリラ21円台に突入!【史上最安値更新】
米トルコの緊張関係が高まり、上値が重い原因となっていた米国人牧師の拘束問題。 本日、アメリカからの制裁が課され、それを悲観してトルコリラは急落・・・! 市場最安値を更新、21円台に突入する状況となった ...
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月初・・・というか先月末から既にブランソン牧師の身柄を巡る対米関係の悪化は懸念されており、最安値を更新しながらの月明け。
※ブランソン牧師問題とは
2016年のクーデター未遂に関与した疑いでトルコに拘束されている米国人牧師。
当人は関与を否定しているが、トルコ側は『証拠の収集中』『逃走の恐れあり』として釈放を却下。
米国側は釈放を要求し、それに反発するトルコと制裁の応報など関係が悪化している。
トルコインフレは微増
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急落後のトルコリラに試練!インフレ率&雇用統計のダブル指標!【2018年7月トルコインフレ率】
昨日、牧師の身柄を巡る米国からの制裁でトルコリラが急落したが、その余韻冷めやらぬまま本日も重要指標。 8月3日 16:00 7月消費者物価指数/生産者物価指数 つまり、インフレ率。 元々高かったのだが ...
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トルコ長年の懸念、インフレ率・・・は、『やや悪』くらいで何とか通過。
しかしながら実際のインフレ率は20%を超えているとも囁かれており、懸念は懸念のまま。
トルコリラ崩壊の序曲・・・
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トルコ、対抗措置で更に対米関係不安!史上最安値絶賛更新中!
先日、ブランソン牧師の身柄を巡る問題でアメリカからの制裁が科され、対米関係の不安からトルコリラが下落。 詳細:牧師の身柄を巡る米制裁でトルコリラ21円台に突入!【史上最安値更新】 その後 ...
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トルコリラの下落が止まらない!ついに史上最安値・20円台突入!
昨日から、対米関係の悪化を巡り下落が止まらないトルコリラ。 ここまでの流れとしては、2016年クーデター未遂で拘束された米国人牧師の身柄を巡って対米関係が悪化、それに関する制裁・報復で緊張が高まってい ...
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燻っていた牧師問題で制裁の応報となり、対米関係の懸念が加速。
中銀の介入も虚しく、トルコリラはついに20円台へ・・・
2018年8月10日、ついに決壊!トルコショック!
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トルコリラの暴落、もはや制御不能!まさかの一時『18円』割れ!
暴落が止まらないトルコリラ。 8月9日の深夜(10日02:00頃)に20円を割り込み、本日予定されているトルコの中期経済計画の内容によっては失望されて19円割れもあるなあと思っていたら・・・ &nbs ...
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トルコリラ決壊!ストップロスを巻き込んで15円台目前!【ついにロスカット!】
つい先ほど、再び18円割れとか書いたトルコリラだが・・・ その直後に再度急落、一時15円台直前までの下落を見せた・・・!!! これにより僕の口座(FXプライムbyGMO)は ...
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急落に対する中銀・財務省の対応が非常に曖昧でほぼ無策(必要な措置を取る=『頑張ります』宣言レベル)だったことに加え、その演説中にトランプ大統領が関税強化ツイートをしたものだからもう最悪。
ついにトルコリラは決壊し、一時15円台に突入。
その後週明けに再度安値を試し、15.2円付近が最安値。
トルコ中銀、裏口利上げで対抗
この通貨安に対し、トルコ中銀は政策金利を引き上げることなく、実際には金利を上げて資金供給するという荒業で対抗。
結局のところ、利下げを推し進めているエルドアンの前で堂々と利上げをすることは出来ないことが露呈した形である。
一時的にトルコリラは回復したが・・・
祝日をはさみ、結局下落の方向?
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トルコリラ再び16円台に突入!原因は対外債務かアルゼンチンペソか。
先週が丸々祝日だったトルコだが、本日8月30日もまた終戦記念日で祝日である。 そんな中、トルコリラは再び17円を割り、16円台に突入・・・。 この原因については 返済期限が近い対外債務の ...
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トルコショックのあった金曜の翌々週は、犠牲祭でトルコが丸々祝日。
その間は対米関係などモヤモヤしつつ、決定的な悪材料もなく横這い・・・
そして祝日明けにアルゼンチンペソが急落し、それに巻き込まれる形でトルコリラも下落。
この下落でアルゼンチンは緊急利上げしたのだが、45% → 60%て。
8月のトルコリラの値動き
ドルトルコリラ(USD/TRY)4時間足
8月10日の急騰(トルコリラ下落)で7.0を突破、その後一服したが再び上昇傾向・・・という感じ。
とりあえず、7.0を再び超えるようなことになると怖い。
9月は3日にインフレ率・13日に中銀の会合(政策金利)などが控えているので、特に要注目!
(参考)ドル円(USD/JPY)4時間足
ドル円は比較的安定していて、111円を中心として約2円幅のレンジ。
トルコショックに巻き込まれて一時円高になったが、それはすぐに回復。
トルコリラ円(TRY/JPY)4時間足(再掲)
冒頭で書いた通り、1ヶ月で約6円の暴落。(最大下げ幅8円弱)
この下落幅はリーマンショック以来最大。
下落『率』で見れば、リーマンショックに匹敵するクラスの暴落である・・・。
結果、8月末のポジション・・・・
ロスカット。
された。
よって、この記事は今後『スワポ生活、○月を振り返る』と謳っておきながら実質的には『○月のトルコリラ振り返り』としてお送りしていく・・・。
サヤ取りについてはトルコショック前の時点で20円に置いていた指値&指値に引っ掛かったため、一時稼働を停止。
その後スプレッドなど落ち着いてきた頃に再開し、現在は安定稼働中。
GMOクリック証券のマイナススワップポイントが低水準で推移しているので、非常に美味しい。
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