トルコリラ-ニュース

インフレ&中間選挙通過でトルコリラ一時21円回復!【週刊スワップポイント2018.11.4-11.9】

投稿日:2018年11月10日 更新日:

先週とはうって代わり、二大ビッグイベントを抱えていた今週。

そんな『週刊スワップポイント』のトピックは

  • トルコ:10月インフレ率
  • トルコ:イラン制裁回避
  • 米:中間選挙
  • トルコ:ムーディーズなどの目線は厳しい

ざーっとまとめると・・・

週明け、懸念されていたインフレ率が発表。

あまり良い結果ではなかったが、コア指数が落ち着いたことで来月の回復に期待。

その後中間選挙を控えたドル売り&イラン制裁による原油禁輸からトルコが除外されたことなどからトルコリラが買われ、一時トルコリラ21円を回復

中間選挙が概ね予想通りの結果に着地したことを受けてドルの買い戻し・ムーディーズなど格付け会社による見通しの厳しさから再び20円台へ。

・・・といったところ。

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トルコ指標:10月インフレ率ほか

11月5日 16:00 トルコ10月消費者物価指数(前月比)

予想+2.0%に対し、今回+2.67%(前回+6.3%)

11月5日 16:00 トルコ10月消費者物価指数(前年比)

予想+24.5%に対し、今回+25.24%(前回+24.52%)

11月5日 16:00 トルコ10月生産者物価指数(前月比)

予想+4.2%に対し、今回+0.91%(前回+10.88%)

11月5日 16:00 トルコ10月生産者物価指数(前年比)

予想+48.4%に対し、今回+45.01%(前回+46.15%)

 

アルバイラク財相は『インフレは9月がピーク』と発言していたが、残念ながらインフレ率は上昇。

政策金利(24.0%)を上回り、実質金利がマイナスの状態が続いている。

それでも先月の政策金利は引き上げられず、インフレへの懸念はなおも継続。

 

とはいえコア指数(生鮮食品・エネルギーなどを除いた値)が抑えられ、前月比で見ると伸びが大幅に鈍化している。

このままいけば来月には上昇が止まるのでは・・・?と期待できる。

 

11月7日 23:30 10月財務省現金残高

予想情報なし今回-14.7億トルコリラ(前回-81.8億トルコリラ)

 

ちなみに注目度の低い指標だが、経常収支など政府の財政はやや改善の兆しが見える。

 

トルコ:イラン制裁(原油の禁輸)回避

米、イラン制裁第2弾を再開 日本などの原油輸入容認 -日本経済新聞 2018年11月5日

トランプ米政権は米東部時間5日午前0時(日本時間同日午後2時)すぎ、イランに対する経済制裁第2弾を再開した。イランの主要産業となる石油や金融部門が制裁対象に加わりイラン経済への打撃は大きい。一方、各国に求めてきた同国産原油の禁輸措置について日本を含む8カ国・地域を一時的に対象外とする方向で調整している。イランに圧力をかけつつ、原油価格の高騰による米経済への悪影響にも目配りする。

(抜粋)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37361620V01C18A1EA2000/

イランが核合意から離脱したことへの制裁第二弾として、イラン産原油の禁輸措置。

日本やトルコはイラン産原油を多く輸入しており、これが発動するとイランへの制裁どころか日本・トルコなどもダメージを受けるのだが・・・

無事、どちらも制裁の対象外に落ち着いたことが好感されてトルコリラ買いという話。

 

米:中間選挙は下院で共和党敗北のねじれ

米中間選挙、民主が下院を奪還-上院と「ねじれ」で大統領に試練 -ブルームバーグ 2018年11月7日

6日投開票の米中間選挙は民主党が下院の過半数議席を奪還し、8年間続いた共和党支配を打ち破った。NBCとFOXニュースが報じた。上院は共和党が過半数を維持した

民主党はトランプ大統領への有権者の怒りと不満を追い風に下院で勝利を収めた。下院を民主党、上院を共和党が支配する「ねじれ議会」となるため、トランプ大統領の残り2年の任期は状況が一変する見込み。また激しい選挙戦は国民の間に深い分断を残すこととなった。

 

民主党の下院掌握を支えたのはトランプ大統領の威圧的な言動に反発する女性と、比較的高収入で教育水準の高い都市郊外の住民だった。民主党は北東部から南部にかけてと中西部全域で共和党を破った。

トランプ大統領はこれまでのように上下両院の後押しを受けて自身の政策課題を推し進めることはできなくなる。民主党はトランプ大統領の権限を抑制するほか、大統領の納税申告書やロシアの16年米大統領選介入などの問題で調査を開始すると明言している。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-06/PHSJPD6JIJUO01

11月6日に行われた米国の中間選挙は

  • 上院:共和党(トランプ陣営)勝利
  • 下院:民主党勝利

という形となり、『ねじれ』が生じた。

概ね事前の予想通りだったので、選挙前に買われたドルが買い戻される動き。

加えて、重要州において共和党の勝利が目立ったことからトランプ支持が確認され、再選見込みが上昇。

買い戻しを加速し、一時ドルは114円まで上昇した。

 

トルコ:格付け会社の目は厳しい

通貨危機後のトルコとアルゼンチン、不況続く公算大-ムーディーズ -ブルームバーグ 2018年11月9日

トルコとアルゼンチンの通貨危機は過ぎ去ったようだが、経済への悪影響は向こう数四半期に顕在化する恐れがあると、ムーディーズ・インベスターズ・サービスは指摘した。

先進国と新興国全般で成長が減速する状況にあって、リラとペソの下落が経済の急激な落ち込みにつながるだろうと、ムーディーズは8日のリポートで分析した。両通貨は世界で今年最もパフォーマンスが悪い。

主要国の金融引き締めと貿易摩擦が世界の投資を落ち込ませる中で、「海外資金調達へのエクスポージャーが比較的高い」トルコとアルゼンチンは「最も影響を受けやすい」とムーディーズはみている。

ムーディーズによると、トルコ経済はリラ安と金利上昇が打撃となり、今後は来年前半までマイナス成長が続く可能性が高い。アルゼンチンも国際通貨基金(IMF)プログラムの下で進められる金融・財政の立て直しに伴い2020年まで成長率はプラスに転換しない見通しという。

トルコの「2桁のインフレ率と金利の急上昇、銀行融資の抑制が家計の購買力や個人消費」、投資の重しになる公算が大きいとした。

トルコ経済は今年1.5%伸びた後、来年は2%のマイナス成長に転じるとムーディーズは見込む。アルゼンチンに関しては今年マイナス2.5%、来年マイナス1.5%を予想する。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-09/PHWGJC6K512Q01

短期的な目線ではトルコショックからの回復が好感されるトルコリラだが、長期的にはまだまだ厳しい。

冒頭で書いたインフレ率なども、年間ベースで消費者25%超・生産者45%超という驚異的な水準である。

 

これが意味するのは、生産コストは45%増加しているが小売価格は25%増に留まるということ。

つまり、その差は企業の負担になっているのだ。

更に通貨安による外貨建て社債の返済コスト増大なども考えると、トルコ企業のダメージは相当なものである・・・。

 

これらを受けて各通貨の反応

 

トルコリラ円(TRY/JPY)1時間足

トルコリラは週明けのインフレ発表後、イベント通過とドル売りの流れに乗って21円に回復

21円回復は8月9日以来、約3ヶ月ぶり。

トルコショックの終焉・・・長かった・・・。

 

しかしその後は勢いも衰え、ムーディーズ格付けなどで21円を割り込んでのクローズとなってしまった。

 

 

南アフリカランド円(ZAR/JPY)1時間足

南アフリカランドは中間選挙の流れで上昇し、久々に8円台に回復

しかし、その後主要産業である金の産出が大幅に減少したことを受けて下落、結局8円割れとなってしまった。

 

 

メキシコペソ円(MXN/JPY)1時間足

一方、メキシコペソも中間選挙を受けて上昇。

下院で共和党が敗北したことで、メキシコの壁建設が後退したことが大きい。

しかしその後はドルの買い戻し・メキシコの銀行手数料廃止などの話が浮上し、ほぼ元の水準に戻る結果となった。

 

 

来週のポイント

来週はトルコ指標として経常収支・失業率・工業生産の発表が予定されている。

 

特に注目したいのが前二つ。

 

経常収支は先月、3年ぶりの黒字となりトルコリラ上昇の一役を担った。

失業率は一時10%を割り込んだが、このところ2ヶ月連続で上昇しており回復に期待したいところ。

  • 11月12日 16:00 経常収支(9月)
  • 11月15日 16:00 失業率(8月)
  • 11月16日 16:00 工業生産(9月)

スケジュールは上記の通り。

また、中間選挙後の大きな動きにも警戒を続けたい。

 

 

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