随分前からやるやる言っていたトラリピだが、この度ようやく口座開設をした。
申込むのに腰が重く、本人確認書類をアップロードするのにまた腰が重く、そしてID等届いてからもしばらく放置してしまった。完全に機会損失である。反省。
トラリピ設定
今回、以下のような条件で設定をした。
売買:買い
ロット:10,000通貨
トラップ値幅:10pips毎
利益幅:1,000円(10pips)※
想定レンジ:6.50円~8.50円
※手数料を引いた後で計算する為、実際の指値は12pips
南アランド円ではせま割10(利益幅が1,000円以下だと手数料が安くなる)がある為、最も効率が良さそうだと踏んだところ。
両建てという選択肢も考えられたが、先日マネースクエアのスワップスプレッドゼロキャンペーンが終了してしまい、マイナススワップのデメリットが増加してしまった為、買い一本とした。
なお、資金は20万円。過去の計算によると2円弱のドローダウンに耐えられる。南アランドが6円になっても大丈夫。
8.0円まで上昇してから6.5円まで下落するとちょっときつい。
買い時を逃した?そんなことはないぞ
スワポ目的(長期保有)であれば、底値で仕込むに越したことはない。
例えばゴーダン騒動の時の7.0円とかそれ以下で買っていたら、非常に有利だ。
しかし、ことトラリピにおいては底で買ったところでそのポジションは上がり次第決済される。
つまり、ここから先は同じ条件、ということ。(瞬間的な急騰・急落を挟んでいたり、長期的に大きく下落していたりしたらまた話は違うが。)
赤丸で始めても、そのポジションは緑丸の頃にはとうに決済されているので、そこから先は赤丸も緑丸も同じ条件である。
(逆に言えば、緑丸スタートはそれまでに得ていたであろう利益を逃している。つまり僕のこと。)
トラリピの始め方
さて、それでは実際に注文してみよう。
以下はトラリピしたとこがない向け。既に行っている人には今更なので、読み飛ばして頂きたい。
入金
入出金の管理はログイン後の画面ではなく、トレード画面に移動してからである。
トレードログイン後のメニュー。真ん中よりやや下の「入出金管理」から。
(ログイン後の画面で探してちょっと迷った。)
発注
上記画像、黄色い帯部分の「らくトラ(クイック注文)」と「トラリピ(細かく注文)」の二種の注文が出来る。
以下、それぞれについて注文の様子を記録する。
トラリピ
冒頭はこんな感じでトラリピについての説明がある。
その後の発注は以下の項目を埋めていくことになる。
通貨ペアなどを選んでいき・・・
こんな感じで発注完了。
必要証拠金は発注したポジション分のみであり、含み損は計上されていない。当然だが資金管理は自分で行う必要がある。
(本数は「7.3 / 7.2 / 7.1 / 7.0 / 6.9 / 6.8 / 6.7 / 6.6 / 6.5」で9本。「7.3-6.5」で計算すると間違えるから要注意。植木算だよ。)
なお、「トラリピ」で注文の場合、今のレートより上か下か、一方に対してしか注文を出せない。上下両方に張る場合、二度に分けて注文をする必要がある。(上記画像は下方向の注文)
上方向への注文はこんな感じに。
らくトラ
「トラリピ」と違うのは、レンジを決めるところから始まるという点。この為、上下の注文を一発で出すことが出来る。(ただし、一回に出せる注文は21本まで。)
次の画面で本数・ロット・利益幅を指定する。レンジと合わせて、一本当たりのトラップ幅が自動計算される。
逆に言えば、任意の値幅で仕掛けたい時は本数で調整することになる。これも植木算。
次の画面で値幅が出るので、確認しよう。
あとは決済トレールとストップロスを指定すれば・・・
(長期保有想定であれば、レンジを広めに見ている筈なので必要ないだろう。ドル円で100円-105円レンジ狙いなどの時には有効か。)
注文完了。
どちらも簡単だが、やはり「らくトラ」の方が比較的早いかなーといった印象。
値幅を広くとり、発注本数が増える場合なのは「トラリピ」で注文すると良いだろう。
今後の方向性など
1,2か月はこの設定のまま様子を見る予定。
資金を追加してロット数を増やしつつ、行く行くは通貨ペアも広げていけたら良いな。分散分散。
資金効率面
現状、トルコリラを「100万円の資金で15万通貨」保有すると、月に33,750円。月間利益3.375%。
南アランドを「100万円の資金で75万通貨」保有すると、27,000円。月間利益2.70%。
今回は資金20万円で、1回の利益が1,000円なので月に6回利確してくれれば御の字ということになる。スワップもあるし。(もっとも、下落耐性等を考えると単純比較とはいかないのだが。)
今月は約半月なので3回か。動くのは週明けから。さて、どうなるか。